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         ドラフトで指名された京都の高校出身者 
 年  名  前   学  校   高校卒後の進路   指名球団     メ    モ
 2023
濱田泰希
 
 京都国際
 (神戸須磨クラブ)
 
   北海道日本ハム
 育成1巡目
  
 189p73s 右投右打 ツボに来れば放り込むパワーで通算18HR。
 2年秋から主将で4番ライトとしてスタメン獲得。公式戦では目立った
実績を残せなかったが、練習や練習試合では驚異的なパワーを発揮。
鋭い打球を遠くまで飛ばす。プロ志望が強く、育成選手を多数送り出す
京都国際のプッシュもあって育成1巡目の指名となった。身長に恵まれる
ため、筋トレで体重が増えれば大化けする可能性がある。
 
小笠原 蒼 
 京都翔英
 (愛知港ボーイズ)
 
   横浜DeNA
 育成3巡目
  
 180p96s 右投左打 投げては最速144 打っては通算29HR
 1年秋からベンチ入りし、2年夏から4番ファースト。大柄ながら柔かな
身のこなしで打撃も守備も柔らかく、プロ注目の選手となった。
 2年秋には近畿で一番広い(中堅123m両翼101m)のあやべ球場で
飛距離130m級のスコアボード直撃弾うぃ放って高校野球ファンの度肝を
抜いた。
 チーム事情もあって勝負所の試合ではピッチャーでも起用されたが、
3年夏はヒジを痛め、大会中盤から打者に専念した。4番としての勝負強さも
あり、プロでは打者としての成長が期待される。

杉原望来 
 京都国際
 (岸和田シニア)
 
    広 島
 
育成3巡目  
 175p70s 左投左打 気持ちが熱く、強いファイタータイプ
 2年夏に背番号11でベンチ入り、2年秋は背番号10で2番手投手だった。
準決勝で平安戦で8回で10安打されながら4失点で勝利投手となり、気合
のこもった強気のピッチングで注目された。11月、熊野フェスタの関東一戦
で143キロをマークしてNPBスカウトの目にとまった。
 ひと冬で投球術も磨き、3年春はエースb背負い、優勝に貢献。球速は
常時130半ばながら緩急をつけて強気のピッチングでグイグイ攻め、中継ぎ
向きとして評価が高まる。プロ志望の熱い気持ちもアピールし続け、育成で
指名された。

木瀬翔太
 
 北嵯峨
 (南丹ベースボール
      クラブ)
 
   埼玉西武
 育成5巡目
  
 185p65s 右投右打 2年の冬にフォームを見直しプロ注目に
 中学でピッチャーとなり、北嵯峨では1年夏からベンチ入り。2年秋には
エースとなり、140キロ超のストレートを投げていたが、力任せのフォームで
いわゆる棒球だった。この年、北嵯峨に赴任した牧野監督(松坂世代で京都
成章出身)の指導でフォーム改造に取組み、無駄な力の抜けたフォームから
伸びのあるストレートを投げられるようになった。3年夏、3回戦の日星戦で
4安打10三振1失点と好投し、将来性を高く評価された。

長水啓眞
 
 京都国際
 (舞鶴ボーイズ
  舞鶴・城南中学)
 
   福岡ソフトバンク
 育成8巡目
  
 179p65s 左投左打 柔らかくヒジを使える左腕で、将来性を買われる
 3年春の練習試合で好投を重ね、春、夏とベンチ入り。公式戦では思う
ようなピッチングができなかったが、柔らかな腕の振りから140キロ前後の
質のよいストレートを投げ込み、スカウトたちに注目された。MAX144。
 身体も、経験も足りず、プロではゼロからのスタートになるが、大化けする
のでは、という期待を抱かせる金の卵タイプ。
 

岩井俊介
 
 京都翔英
 (愛知刈谷ボーイズ)
 
 名城大   福岡ソフトバンク
 2巡目
  
 182p80s 右投右打 高校時代は3番手も大学でジャパン入り
 高校時代も切れのよい140超を投げていたが、制球に難があり高3夏
でも3番手。京都大会での登板は一度もなかった。
 大学で制球が安定すると頭角を現し、2年春には主力投手となる。2年春
3年春夏と全国大会に出場してプロ注目に。4年でエースとなると、
最速156のストレートとカット、フォークで大学ジャパンにも選出され、
ドラフトの上位候補と評価が一気にアップした。

中島大輔
 
 龍谷大平安
 (和歌山御坊
     ボーイズ)
 
 青山学院大  東北楽天
 6巡目
  
 180p78s 右投左打 強肩好打の外野手、大学ジャパンでは主将も。
 高校時代は2年秋から1番センター。駿足強肩の外野手としてセンスの
良さを発揮。近畿を制して3年春の選抜大会に出場しベスト8。打撃は
3試合で13打数2安打。夏は京都の準決勝で敗退し甲子園に戻れなかった。
 大学では1年秋から2番レフトでスタメン出場して1部復帰に貢献。1部でも
チームの中心として活躍し、4年は主将として春秋連続優勝。大学ジャパン
にも選ばれ、主将に指名された。
 遠投100m 50m走5秒98。駿足強肩、好打の1、2番タイプとして活躍が
期待されている。
 2022   
西村瑠伊斗
 京都外大西
 (京都ポニー
 七条ファミリーズ)
  
   東京ヤクルト
 2巡目
 
 178p75s 右投右打 投げては最速147 打っては通算54HR
 1年夏からベンチ入りしてスタメン出場。投げて外野手もできる二刀流と
して活躍して注目される。ピッチングで相手打線を抑えて、自らのHRで
得点をあげて勝つ試合もいくつかあり、勝負強さも際立っていた。
 2年秋の京都大会で5試合5発の大当たりでプロからも注目された。
3年春には、数の多い右打左投の外野手ということもあり「育成枠」という
評価だったが、3年夏、打撃が大きく進化。打ち損じがほとんどなく、
一球で仕留める打撃でスカウトたちをうならせた。また夏の予選で4HRを
放ち、炭谷銀仁朗(平安)の最多本塁打記録に並んだ。
 夏の予選が終わる頃には、「将来は丸選手のような外野手になれる」と
評価が急上昇し、「2巡目以内でなければ指名できない」といわれた。
 
 森下瑠大
 京都国際
(福知山ボーイズ
 昭和ガッツ)
 
   横浜DeNA
 4巡目
 
 180p75s 左投左打 最速143キロ、左右に打ち分ける巧打者
 1年秋からエースとして活躍。近畿大会4強入りして選抜大会に出場。
 ピッチャーとしては先発、抑えとフル回転、打者としても勝負強い打撃で
 勝利を引き寄せた。あと一歩で甲子園を逃がし続けてきた京都国際をして
「森下君が甲子園に連れて行ってくれた」と感謝された。
 2年夏は大黒柱として甲子園4強に導いた。
 キレのいいストレートを内外に投げ分け、鋭いスライダー、大きなカーブ
との緩急でうまいピッチングをする。打者との駆け引きも巧み。
 打者としても左右に打ち分ける巧さがあり、得点圏ではボールに逆らわず
 しっかりミートして打点を稼ぐ。投打とも実践向きで将来性が高いと
 評価されている。
 2021      
中川勇斗
 京都国際
(愛知尾州ボーイズ)
   阪 神 
  7巡目
172p72s 右投右打 視野の広い強肩強打の捕手
 遠投110m 2塁送球1.9秒前後
 京都国際では2年秋からマスクをかぶり、1年生投手をうまくリード
して選抜出場に導く。試合中の視野の広さと投手の良さを引き出す
能力で監督やチームの信頼も厚い。
 打撃も3番か、4番を務め、チームの中心。勝負強さが持ち味で
試合を決める打点が多い。3年生になって長打力に磨きをかけ、
夏の甲子園でもホームランを放った。
 大学進学の話もあったが、プロ志向が強く、進路を変更。小柄ながら
活躍する甲斐拓也捕手が目標。背番号「68」
 22年は、2軍で50試88打26安率295 3本塁打。
 
北山亘基
 京都成章
(周山中学)
 京都産業大  北海道日本ハム
  8巡目
 182p80s 右投右打 MAX153の剛球右腕
 京都成章では1年春からベンチに入り、夏の初戦(日星戦)で先発した
(1ー6で敗退)期待の投手だった。球は速くでも突然制球を乱すなど
してなかなか勝てなかったのが、3年夏にメンタル面が急成長。
京都大会で6戦49回で60三振をマークして甲子園に出場した。甲子園
でも神村学園相手に毎回の11三振を奪い、プロ注目の投手となった。
 京都産業大に進んで1年秋に救援で18.2回投げて25三振を奪った。
2年春からエース格として活躍。4年春は4勝して最優秀投手賞を受賞
した。常時140キロ超のストレートにカーブ、チェンジアップ、スライダー、
カット、スプリットと多彩な変化球を操り、即戦力として活躍が期待される。
 背番号「57」
 福岡ソフトバンクとの開幕戦で先発に大抜擢される。新人の開幕投手は
2リーグ制になって以降14人目。2回無失点で降板。
 その後はリリーフとなり、抑えも任された。55試3勝5敗16H 9S 防3.51

 
岡田悠希
 龍谷大平安
(広島府中2000)
 法政大  巨 人 
  5巡目
 183p87s 右投左打 長打力ある1,2番タイプの外野手。
 平安入学時はその長打力で1年春にレギュラーを与えられ大いに
期待された。しかし、忘れ物が多いなど私生活に問題があり、
原田監督から厳しく指導される。2年春の選抜で初戦の明徳義塾戦に
バックスクリーン右へ放り込みむなどベスト4進出に貢献して注目された。
3年夏は京都の決勝で北山投手の京都成章に敗れた。
 法政大では3年秋からベンチ入り。長打力がありながら走塁や守備の
意識も高く、1、2番を打てるところが高く評価されている。

 田村俊介
 愛工大名電
(舞鶴共楽少年野球ク
明徳義塾中学
舞鶴市和田中学)
   広 島
  4巡目
 178p87s 左投左打 柔かな打撃で将来の首位打者。
 小学生の頃から自分で投げて抑え、ホームランを打って勝つという
「怪物」級のスケールを誇った。小学4年で70mは飛ばしていた。
 もちろんカラダは大きかったが、柔らかさも兼ね備え、順調に成長
すればプロ野球選手間違いなしといわれた。
 明徳義塾中学では関戸投手(大阪桐蔭へ進学)と二枚看板で
高知中学の森木投手との対戦が注目された。
 ただし、中学時代は苦労もあったようで3年の二学期から舞鶴市の実家
に戻り、公立、私学入り乱れ「田村争奪戦」が繰り広げられた。
 結局、イチロー選手への憧れから愛工大名電へ進学して二刀流で
活躍した。3年の夏に甲子園に出場し、ライトスタンドへ放り込んでいる。
 高校通算32発。

 阪口 樂
 岐阜第一
(一休が丘ファイターズ
 オール山城)
   北海道日本ハム
 4巡目
 186p87s 右投左打 将来の4番、5番候補。
 鋭く振り切るスイングからライナー性の打球を遠くへ飛ばす力がある。
 小学生の頃はカラダの大きな子というだけのイメージだったが、
中学で投打とも大きく成長し、高校では1年春からベンチ入り。
 さらに田所監督ののびのび指導で順調にスケールアップして、
2年夏の独自大会で150キロの加藤翼投手(帝京大可児)から右中間に
突き刺さるホームランを放って注目された。チーム事情からピッチャーも
務め、二刀流としても評価が高かった。甲子園には出場できなかったが、
高校日本代表が結成されていれば、招集されるはずだった。
 
 
前川誠太
 敦賀気比
(太秦ベースボールズ
 京都嵐山ボーイズ)
   広 島
 育成2位
178p68s 右投右打 遠投100m以上 50m6秒1
 小学生の時は「攻守にうまい選手」というごく普通の印象だったが、
順調に成長して中学2年で3番ショートとしてボーイズの全国大会に
出場。敦賀気比では守備のうまさを買われ、1年夏から守備固めとして
甲子園に出場した。1年秋からレギュラーをつかみ、敦賀気比の
中心選手としてチームを引っ張った。
 父は卯瀧監督時代に北嵯峨のエースとして甲子園に出場した
前川宏文さん。3年夏に父と同じく甲子園ベスト8に進出した。
 目標は福岡SBの今宮選手。
 2020 
 早 真之介
 京都国際
(野洲ボーイズ)
 
 動画  福岡ソフトバンク
 育成4位
 180p78s 左投左打 駿足好打の外野手。
 滋賀県出身で中学時代は滋賀野洲ボーイズに所属。
 高1秋から4番を任され、近畿大会の明石商戦で2塁打を3本放って
注目された。細身でバットコントロールの巧みなアベレージタイプで
50m6秒1の駿足。常に次の塁を狙う積極的な走塁も光る。
 プロでは1番、2番打者として活躍が期待される。高校通算29本塁打。
 投手として140キロもマークし、肩も強い。背番号「125」。
 21年は3軍で53試合134打23安率172 15打点2本塁打5盗塁
 
釣 寿生
 京都国際
(姫路西シニア)
 
 動画  オリックス
 育成4位
 182p86s 右投右打 長打力を備えた強肩捕手
 1年夏から代打としてベンチ入り。2年春から6番捕手でスタメン定着。
背筋力260キロを誇り、パンチ力のある強肩捕手として注目された。
体と気持ちの強さもプロ向き。
 遠投110mで2塁送球は1.9秒ほど。憧れる甲斐捕手のように育成から
大きく成長してほしい。背番号「014」
 21年は2軍で10試合23打数4安打1打点 率130

 緒方理貢
 京都外大西
(宮崎西部B)
 
 駒澤大   福岡ソフトバンク
 育成5位
 175p70s 右投左打 走攻守3拍子揃った外野手。宮崎県出身。
 京都外大西では1年夏から5番レフトでスタメン出場。2年から内野手に
転向すると3拍子揃った野手としてプロ注目に。
 チームはなかなか勝てなかったが、勝負強く、パンチ力のある好打者
として京都では知られた存在だった。
 駒澤大でも1年秋から外野手でスタメンを勝ちとり、主力として活躍した。
 恵まれた環境で努力を重ね、まずは支配下登録を。背番号「127」
 21年は3軍で30試合79打15安率190 5打点0本塁打9盗塁
 2019
レポート
 
上野響平
 京都国際
(貝塚シニア)
 
  北海道日本ハム
 3巡目
 174p65s 右投右打 
 軽快なフットワークで1年春からショートのレギュラー。捕ってから
投げるまでも速く「牛若丸」とも。
 打撃が 課題だったが、プロ志向が強く、体作りから地道に取り組み、
ホームランを打てるパワーも身につけた。
 2年秋は近畿大会出場も初戦で中森投手(千葉ロッテ)、來田選手
(オリックス)の明石商に逆転負け。3年夏は京都で準優勝。甲子園
には一歩届かなかった。背番号「48」
 20年は2軍で51試161打28安0本37K 率174
 21年、4月13日 埼玉西武戦に9番ショートで初出場、初スタメン
  初打席は松本航投手に対して見逃し三振。2打席目に代打を送られた。
  1軍で4試合2打数ノーヒット。
  2軍で68試合206打数43安打0本 率209 10打点61三振
 22年は4月からチャンスをもらい、8日の楽天戦でプロ初安打をマーク。
が、その後は打撃が振るわず、出場機会が減る。12試27打2安率072
 秋季キャンプ中、突然の戦力外通告を受けた。
 その後、オリックスと育成契約を結ぶ。

小野寺 暖
 
 京都翔英
(南都ボーイズ)
   阪神
 育成1位
 182p82s 右投右打 勝負強い打撃の外野手
 奈良市出身 小学時代は奈良リトル、中学で南都ボーイズ
  高校時代は1年秋からレギュラー、勝負強い好打者として注目され、
3年夏は京都大会の準々決勝まで5試合で16打数8安打7打点。
 高校通算20本塁打。
 大商大では3年春から主軸を担い、歴代2位のリーグ通算18打点を
マークしてMVP。4年春は打率500で首位打者とMVPを獲得した。
 大学通算35試合で打率385 31打点、5HR。
 50m6秒前半と俊足で、遠投も110m以上の強肩。
 努力家なので練習に励み、早い段階で支配下選手になることが期待
されている。背番号「127」のちに「97」
 20年は2軍で44試 率233
  キャンプから調子がよくオープン戦で起用され、オリックスの
田嶋から2塁打も放ったが、手首を痛めて1軍へは呼ばれなかった。
 21年は育成選手のまま1軍キャンプに参加、打撃が好調だったが、
支配下選手の枠に余裕がなく、開幕は育成選手として迎えた。
 2軍戦の中軸として9試合連続ヒットや打率がリーグのトップに立つなど
打撃が好調で4月18日、念願の支配下登録を果たした。
 初出場 4月24日 横浜DeNA戦(甲子園)の6回表からセンターへ。
 初先発 6月9日 北海道日本ハム戦(札幌ドーム) 7番レフト
 初安打 翌10日 北海道日本ハムのアーリン投手からセンター前。
フレッシュオールスターに3番DHで出場し4打2安1打点と活躍した。
 初打点 9月9日 東京ヤクルト戦(甲子園)で高橋奎二投手から左前。
 初本塁打 9月30日 広島戦(甲子園)で玉村投手から中越。
  2軍で75試合に出場、267打84安率315で首位打者。出塁率391も
  リーグ最高でチームの3年ぶりウエスタンリーグ優勝に貢献した。
 1軍では34試合で67打12安 率179 2打点1本塁打。
 
 2018
レポート
 
 

上茶谷大河

 京都学園
(東山ボーイズ)
東洋大    横浜DeNA
 1巡目
 181p85s 右投右打 京都市出身。
 小学時代は金閣リトルタイガース、中学は京都レッドベアボーイズ。
 高校時代はストレートも130キロ前後で、制球を乱して自滅したりして
目立つ存在ではなかった。
 大学に進んで体作りから見直したことで大きく成長した。
 3年秋までは6試合に登板して防5.79だったが、4年春に151キロを
計測。駒大相手にリーグ新記録の20Kもマークした。さらに、優勝をかけた
亜大戦で3連投。2勝1敗でリーグ3連覇を達成。MVPと最優秀投手賞を
受賞してドラフト1位候補に躍り出た。
 ドラフト会議では東京ヤクルト、横浜DeNAの2球団から1位指名された。
 即戦力として期待される。 背番号27
 4月2日に初登板。5月18日に初勝利。6月1日に初完封。
 対戦はいずれも東京ヤクルト。
19年は25試134回7勝6敗防3.96
20年は11試2勝3敗。59回57安22球50K 防4.12
21年は開幕ローテに入りながら3連敗。4月24日の阪神戦で初回に
6失点して2軍に落とされた。出所の見えにくいフォームなど試行錯誤して
後半戦の初先発となった10月8日の中日戦で7回を4安5K3失点に
抑えてシーズン初勝利をあげた。
     8試合1勝3敗。34回37安 防7.15
   2軍で14試合4勝0敗。61.2回51安 防2.77

森脇亮介

 
 塔  南
(福知山
  日新中学)
 日本大
セガサミー(4年)
 埼玉西武
 6巡目
 
 175p70s 右投右打 最速152 26歳
 日新中学ではエースとして近畿大会出場。
 父親が、奥本監督(京都成章、塔南)の恩師だったことから奥本監督の
塔南赴任と同時に塔南へ入学。
  1年秋、京都3位で近畿大会出場も、PL学園に1−8(7回)と完敗。
その後、140キロ超のキレのよいストレートを投げたが、強豪私学には
勝てなかった。
 身体能力が高く、フィールディングやけん制もうまい。ショートも守れ、
内野守備のレベルも高かった。
 日大ではエースにと期待されながら生活面の乱れもあって不完全燃焼。
セガサミーに入って素質を開花させた。
 毎年のようにドラフト候補だったが、とりわけ家庭をもってから
ピッチングが安定、社会人4年目にようやく指名された。 
 高校時代にバッテリーを組んだ1学年下の駒月君と再びチームメイトに
なった。中継ぎの即戦力として期待される。背番号28
 5月6日楽天戦で初登板。15日の福岡ソフトバンク戦で初勝利。
19年は中継ぎとして29試31回2勝1敗。防4.94
20年は47試7勝1敗23HP1S 
   46.2回22安41K21球防1,35
 当初はリードされた試合の登板が多かったが、9月から
 勝ち試合に起用され、10月2日千葉ロッテ戦で初セーブ。
21年、キャンプ中に右肩の違和感を訴え離脱。5月に1軍に復帰したが、
調子が上がなかった。8月に再復帰後は本来のピッチングを取り戻した。
 45試合3勝1敗1S13H40.1回42安22球29K防4.02
 2017
レポート 

山本祐大
 京都翔英
(大正シニア)
 滋賀ユナイテッド  横浜DeNA
 8巡目
 180p78s 右投右打
 高校時代は外野手で、主にセンター。
 プロ注目石原選手の後を打つ強肩強打の外野手として甲子園に出場。
 BC滋賀に入ってから本格的に捕手に取り組む。2塁送球1.8秒台と
石原並みの鬼肩を身に着け、捕手としての将来性を見込まれた。
 背番号50。
 8月19日広島戦で代打に起用され初打席で本塁打。
18年は2軍で60試118打23安率195 2本
 19年8月28日の東京ヤクルト戦でサヨナラヒット。
19年は1軍で12試12打数4安打2打点。
     2軍で51試149打38安16点2本率255
20年は1軍で2試3打ノーヒット。
     2軍で48試124打34安3本14点 率274
21年は1軍で開幕を迎えたが、思うように活躍できず1ヵ月で2軍へ。
  6月22日に再昇格すると伊藤光捕手の故障もあってスタメン出場。
  好リードが評価される。後半戦は戸柱選手との併用だった。
     1軍で51試合99打13安1本 率131
     2軍で24試合76打17安0本 率224

小山翔平
 東 山   関西大  巨人
 育成6位
 170p70s 右投右打
 高校時代は1年夏からレギュラー。小柄ながらリードが巧みな
強肩捕手として注目され、3年間正捕手として活躍。
 関西大では目立った活躍がなかったが、秋のリーグ戦前に退部して
巨人の新人テストを受けた。
 2011年に頭脳が評価されて育成指名された芳川庸(洛北出身)タイプ。
 背番号007.
18年は3軍で26試29打5安率172
19年は2軍で3試3打数1安打2三振
     3軍で18試32打7安率219
20年は2軍で11試6打1安1本2K
     3軍で17試32打9安3点3K 率281
 オフに契約が更新されず、退団となった。
 
 2016
レポート

石原 彪
 
京都翔英
(南山城
 ドラゴンズ)
  東北楽天
8巡目
 
 中学(南山城ドラゴンズ)でU15日本代表4番。
 学童は向島ベースボールクラブ。
石原彪 涙の同点3ラン本塁打
 高校でも1年から4番に座り、3年夏4番キャプテンとして甲子園に出場。
2塁送球1.8秒の強肩強打の捕手。右打ち。
 170p90sのドカベンタイプだが、足が速く、動ける。背番号70
  17年は2軍で17試21打2安.095
 18年8月24日対北海道日本ハム戦で1軍デビュー
  1軍で4試5打1安2K 
  2軍で29試50打11安1本14K率222
 19年は1軍で4試7打無安打5K。
     2軍で56試121打29安3本12点率240
 20年は1軍で18試23打4安13K 率174
 10月14日対千葉ロッテ戦で佐々木千隼から2塁打を放ち
  初打点をマーク。
   2軍では23試55打18安3本11点14K 率327。
 21年、2軍で48試合98打20安3本 率204
 
清水陸哉  京都国際
(大阪市
 淀中学)
福岡ソフトバンク
育成5位
186p76s。三拍子揃う右投右打の外野手。
  清水陸哉 2打席連続本塁打
 高3春の準々決勝で2塁打2本、3ラン2本を放って注目された。
 遠投110m、50m6秒0と三拍子揃う。
 投げても140キロ超の本格派で選手としては新庄剛志タイプ。
 背番号141.
17年は2軍で7試9打無安打。3軍で73試202.9盗
18年は3軍で57試151打31安率205 3本
19年は3軍で19試34打4安率118
     2軍は1試合出場のみ。
20年は2軍で出場なし。
    3軍で28試42打9安12K 率214
 オフに契約更新されず、退団。

酒居知史
 
平 安
(枚方シニア)
大阪体育大
大阪ガス
千葉ロッテ
2巡目
 大阪府枚方市出身。中学時代は枚方シニア。
 高校では2年秋からエース。
 高3夏は準決勝で京都翔英に敗れたが、逆転されてから登板し、
格の違いを見せつけた。
 大体大では1年からリーグ戦に出場、3年からエース。
 3年秋に5勝1敗でMVP。以後、3季連続最優秀投手に選ばれた。
 大学通算35試合15勝7敗。防1.42。
 大阪ガスでは1年目に都市対抗で2勝をあげ、久慈賞と若獅子賞に
輝いた。最速148キロ。多彩な変化球で即戦力として期待される。
  背番号23
17年は1軍で19試5勝1敗74.2回防3.13
18年は1軍で15試2勝5敗83.2回防5.59
     2軍で9試4勝3敗46回防2.93
19年は54試57.2回5勝4敗20H 60K防4.37
19年オフ 美馬投手FA移籍の人的補償として楽天へ移籍。
  背番号28
20年は46試3勝2敗12H 44.1回38安23球34K 防3.65
21年はセットアッパーとして活躍。初セーブもあげた。
     54試合4勝3敗28H4S。51.1回防2.28
 2015
レポート

高橋奎二
龍谷大平安
(篠クラブ)
  東京ヤクルト
3巡目
 亀岡市生まれ。小学、中学は篠クラブ。中学で全国大会出場。
 京都シニアの練習に参加したことをきっかけに平安からスカウトされる。
 高1の秋まで指をケガしてランニング中心の練習をする。高1秋の近畿
大会でエースがベンチ入りできなくなり、急きょ抜擢されて好投した。
 高2のセンバツで3勝し、優勝に貢献。
 高3のセンバツでは初戦で浦和学院に敗退。3年夏は京都大会で
京都翔英に打ち込まれ4回戦で敗れた。
 足を高く上げたダイナミックなフォームから最速140超のストレートと
キレのよいスライダーを投げ込む。「京都のライアン」と呼ばれた。
 背番号47.
16年は2軍登板、5月1日の1試合3回3K無安打
のみ。2日後肩痛に襲われ、体作りに専念した。
17年も腰痛、左肩痛に苦しむ。10試1勝3敗防4.05
18年9月5日 中日戦で初先発 5回5失点(自責点4)
   10月2日 横浜戦で初勝利 5回1失点
  1軍で3試1勝1敗 15回14安20K防3.00
  2軍で17試8勝6敗 89.2回73安85K防3.51
19年は20試4勝6敗 95.1回99K53球 防5.76
20年は10試1勝3敗。48回47安21球51K 防3.94
21年は出遅れたが、6月に1軍に上がって福岡SB戦で初勝利。その後、
ローテーションに定着した。打線の援護がなく、勝ち星には恵まれなかっ
たが、安定したピッチングで存在感を高めていった。
  14試合4勝1敗。78.1回59安80K34球防2.87
 CS第2戦に先発し、巨人相手に6回2安8K3球無失点と好投。
 日本シリーズ(対オリックス)も第2戦に先発し、9回5安5K2球で完封。
 日本シリーズ初登板初完封は史上13人目。東京ヤクルトでは初。
 また、シーズンで完投経験のない投手では史上初の快挙だった。
 
 2014
レポート

亀井塔生
 
日 星
(舞鶴市
 城南中学)
 
  横浜DeNA
育成1位
 
 強肩強打の捕手。投120mで肩の強さは誰もが認める。
 打撃もツボにくればフェンスオーバーのパワーあり、
50m6秒台前半と身体能力は高い。背番号102。
15年は2軍で35試66打9安1本.136.21K。
16年は2軍で40試69打12安0本.174.23K。
17年は2軍で51試101打17安1本.168
  オフ 育成選手として再契約。
18年は2軍で29試43打7安率163
  オフに戦力外通告
 2013
レポート

曽根海成
 
京都国際
(伊勢原
 ボーイズ)
 
  福岡ソフトバンク
育成3位
 
 3年夏は強肩捕手としてチームをけん引した。
 3番を打ったシュアな打撃も魅力。それ以上に強い体と運動能力の
高さで将来性が買われた。
 背番号「140」
14年は3軍で88試236打42安率.178
15年は2軍で34試80打16安1本 率200
 16年は育成3年目。2軍で結果残したい。
16年は2軍で82試201打49安0本 率244
17年支配下登録。背番号69.
 フレッシュオールスターで2安打してMVP獲得。
 1軍で2試合出場。3打数無安打。
 2軍で112試334打70安.210
18年7月広島へ移籍。背番号59⇒00
    (福岡2軍で39試率316)
   8月23日東京ヤクルト戦で初安打、初打点
     岡田明丈から右越適時3塁打
19年は64試25打5安2点 5盗塁 率200
20年は33試16打4安13得点5盗 率250
21年は66試合5打数無安打3三振も代走、守備固めの起用が多く、
    10得点、9盗塁。
岩橋慶侍  京都すばる 京都産業大 東京ヤクルト
4巡目
185cmと長身の左腕。高校時代から長身としなやかなフォームで
注目され、大学に入って才能が開花。
 2年から先発を担い通算30勝をマークした。
 ストレートは130キロ半ば。出所の見にくいフォームと多彩な変化球
で打ち取る。背番号44
14年はおもにリリーフで17試1勝1H1S.防2.57
  広島カープ戦でプロ初勝利。
15年は1軍で1試合、2軍で28試2敗防6.66
16年は1軍で14試13.22回1敗1H10K.防7.24、
     2軍で33試34.2回1勝4敗30K防4.41
17年は1軍で2試2敗。2軍で33試4勝3敗3.19
18年は1軍登板なし。2軍で17試2勝3敗防5.28
19年は1軍登板なし。2軍で15試2勝4敗防3.73
 オフに戦力外通告。オリックス球団職員に。
2012

レポート  

高橋大樹
 
龍谷大平安
(河南シニア)
 
  広島1巡目   大阪府藤井寺市出身。
 中学時代は河南シニア所属、AA世界選手権日本代表。
 高校時代はしなやかでバネのある体から発せられる大飛球が魅力で
先輩の炭谷選手より打撃センスは上と評価された。
 2年夏に甲子園で名刺代わりの大本塁打。
 3年夏も甲子園に出場。AAA世界選手権の日本代表にも選出され、
 22打数10安打と大活躍した。高校通算43本塁打。
  将来は堂林選手と中軸を打ってくれるはず。
  背番号25。16年から「50」
13年は2軍戦でスタメン出場。61試128打28安2本率219.
14年は2軍で91試291打62安11本 率213.
    1軍で2試6打3三振。
15年は2軍で45試83打19安1本 率229
 やや足踏み状態。きっかけつかんでほしいね。
16年は2軍で59試124打28安率226 0本
17年は2軍で99試302打87安率288 4本
18年は4年ぶり1軍で出場。6試15打5安4K率333
     4月30日の阪神戦で岩貞投手からプロ初安打。
    2軍で98試360打98安10本35点 率272
19年は1軍で27試43打12安11K 率279
    6月28日横浜DeNA戦で今永投手からプロ初HR
    2軍で43試106打30安3本 率283
20年は1軍で14試15打3安5K 率200
21年は2軍で61試130打23安 率177。19打点3本塁打。
 オフに戦力外通告を受けて退団。
 プロ1軍通算49試合79打20安率253 3打点1本塁打。

真砂勇介
 
西 城 陽
(京都木津川
  シニア)
福岡ソフトバンク
4巡目
 中学時代は京都木津川シニアで中3の時、全国大会出場。
 遠投100m以上強肩、50m6秒1の俊足で走攻守にレベルの高い
外野手。高校通算52本塁打。
 西城陽時代は金属バットが凹んだというエピソードをもち、エグイほどの
スイングスピードとパワーで注目された。
 選手として秋山監督を超えるのが目標。背番号64.
13年は主に3軍戦に出場。83試率.283、2本塁打。
13年は3軍で34試93打31安率.333、1本塁打。
    2軍で99試328打58安率.244 2本塁打。
15年は2軍で89試228打53安率232 3本塁打。
 15年は足踏み。16年はもがいて抜け出してね。
16年は2軍で90試319打94安率295。7本塁打。
 オープン戦で4試3打2K1B。
 オフにU23W杯日本代表に選出され、全試合4番レフトで出場。
 4HRで優勝に貢献し大会MVP。
17年は1軍で9試12打1安1本塁打。
     2軍で92試296打64安216 8本
18年は1軍で1試合のみ
     2軍で78試240打66安率275 9本
19年は1軍で12試21打3安1点11K。率143
     2軍で107試368打93安5本率253
20年は8月26日1軍昇格 主に守備や代走で出場。
   1軍で50試35打11安1本6点2盗 率314
  日本シリーズも代走で出場して守備につき、初安打記録。
   2軍で29試89打28安2本13点12K 率315

21年は初めて開幕で1軍入り。少ない打席数ながら好調を維持し、
 6月5日の阪神戦では5番でスタメン。逆転につながる2塁打を放った。
 交流戦までは3割をキープしていたが、後半に失速して2軍落ち。
     1軍で79試合114打29安率254 8打点1本塁打
     2軍で20試合67打17安率269 11打点3本塁打
     3軍で10試合27打5安率185 2打点0本塁打2盗塁

金子侑司
 
立命館宇治 立命館大 西武3巡目  俊足、好守のショート。守備は高校時代から定評があった。
 大学2年春ベストナイン。3年で日米大学野球の代表。
 打撃を磨いて、メジャー挑戦する中島選手の後釜に座ってほしい。
 背番号2。18年から「8」。
 19年から憧れの松井稼頭央がつけていた「7」を継承。
13年から1軍に。 94試62安率223

14年は91試243打60安率247
15年は57試156打35安1本率224
 まだまだ野球に集中してほしい。
16年は7月から1番ライトに定着。
  オリ糸井選手と共に盗塁王に輝く。
   129試460打122安1本53盗塁.265
17年から外野手に登録変更。90試283打77安272
18年は111試310打69安32盗率223
19年は133試464打116安3本41盗率251 
   主に9番打者として出場して盗塁王
20年は86試301打75安3本14盗 率249
21年は1番センターで開幕スタメンだったが、打撃不振や守備のミスで
2軍落ちも経験。若手の台頭もあって厳しいシーズンとなった。
   101試合198打38安率192 0本9打点9盗塁
河野秀数  山   城  佛教大
新日鐵住金広畑
北海道日本ハム
7巡目 
 大学時代からキレのよい横手投げとしてスカウから注目されていた。
 1年下の大野投手の活躍であまり目立たなかったが、4年の
神宮大会準決勝で144キロマーク。
 社会人でもコンスタントに140キロを投げ、スライダーのキレもよい。
 中継ぎとして1年目から期待される。背番号59
13年から中継ぎとして活躍。
 33試32。11回11ホールド防2.23.
14年はおもにワンポイントで23試。
  千葉ロッテ戦でプロ初勝利。
15年は2軍で24試21.1回1勝3敗。防10.55 
15年限りで引退。 
2011

レポート

駒月仁人
塔   南
(西京ビッグ
 スターズ) 
  埼玉西武3巡目  捕手。向日市出身。中学は西京ビッグスターズで全国優勝。
 1年夏に公式戦デビュー。3回戦の加悦谷戦で延長10回サヨナラ2ラン。
 2年秋に秋季京都大会を制し、近畿大会初戦で報徳学園に敗れたが、
ライト方向へ本塁打して存在感を示した。
 スイングスピードが150キロを記録し、高校通算24発。
 遠投105m 2塁送球1.8秒台を記録。強肩強打の捕手として
高い評価を得た。
 西武では外野手登録。背番号62
12年は2軍で29試合打率209、1本塁打。
13年は2軍で54試20安3本率.189 
14年は2軍で92試251打49安8本率195
15年は2軍で87試267打61安11本.228
  一歩ずつ成長中。今年こそ1軍デビューを。
16年は2軍で87試243打56安7本70K. .率230
   2軍では4番も打ったが成績は足踏み
17年は2軍で76試160打37安率231 8本
18年 捕手登録に戻した。
     2軍で50試83打20安率241 3本
19年 ついに1軍昇格。7試打数1安打。
  5月11日北海道日本ハム戦の7回裏捕手でデビュー
  8月13日オリックス戦斎藤綱記投手から初安打
    2軍で25試84打22安7本 率262
20年は一軍出場なし。
    2軍で29試69打17安3本22K 率246
21年は2軍で32試合57打数10安率175 3本8打点25K
 オフに戦力外通告を受けて引退。球団スタッフとなる。

桑原将志
福知山成美
(和泉
 ボーイズ)
  横浜4巡目  内野手。
 高1春からレギュラーとなり、1番サードとして機能した。
 運動能力が高く、守っても、走ってもゴムまりのように弾んでいた。
 しかし、夏は同じ1年生の不祥事でベンチ入りできず。
 1年秋の近畿大会でPL戦で多司君から完璧な2ラン。
 2年夏も不祥事でチームが出場辞退して参加できなかった。
 3年夏の京都大会は3番ショートで出場したが、準決勝で
龍谷大平安に敗れた。
 普段の練習態度も含めあらゆる面で意識の高いプロ向き。背番号37
18年から背番号「1」
12年は2軍で89試合打率225
   10月1日1軍デビュー、初安打。
13年は2軍で90試75安率270
    1軍で5試6打数ノーヒット。
14年は1軍で53試144打37安率257.
 巨人戦でサヨナラ安、沢村拓一から初HR
15年は1軍で60試103打19安.184
  そろそろブレークを期待。
16年は1番センターとしてレギュラー獲得
  133試462打131安80得点49点11本19盗.284
17年は143試598打161安率269 13本
  日本シリーズ進出に貢献、ゴールデングラブ賞
18年から背番号1  
  127試379打99安率261  9本17盗
19年は72試102打19安2本2盗 率186
20年は34試36打5安1本8得点0盗率139
21年は絶好調でセ・リーグの打率トップに立った時期も。4年ぶりに
 規定打席に到達。135試合519打161安14本84得点43打点
 打率310 2塁打39本はリーグ最多。 
芳川 庸
洛   北
(京都嵐山
  ボーイズ)
  巨人・育成4位  3年夏の久美浜戦でレフトへ特大アーチ。
 入団テストで、志望動機の作文力も高く評価された頭脳派捕手。
 背番号「006」
13年は2軍で6試3打1安。
14年は2軍で14試14打2安。
  オフに育成として再契約。
15年は2軍で13試15打3安1本。
 3軍制になり、頭のいい芳川君は貴重な存在に。
16年限りで現役引退。
17年からジャイアンツアカデミーのコーチに。 
辻 孟彦  京都外大西
(京都洛南
  ボーイズ)
日体大  中日4巡目  07年夏甲子園にファースト、控え投手として出場。
日体大でエースに成長し、4年春は連盟新の10勝、
連盟タイの5完封でドラフト候補となった。背番号35
12年は2軍で23試2勝7敗。防御率4.06.
13年は1軍で13試19.2回防4.54
14年は2軍で結果出ず、1軍出場なし。
 オフに自由契約。日体大コーチに。
 
2010
島本浩也
福知山成美
(橿原
 コンドルズ)
  阪神・育成2位  細身で小柄ながら1年の時からキレのよいボールを投げ注目される。
 2年秋の近畿大会でPL学園相手に10三振1失点で完投勝利。
 3年夏は同級生の不祥事で夏の京都大会に出場できなかったが、
近畿大会での好投の印象が強く、阪神から育成選手として指名された。
 背番号126、15年から「69」
11年育成試合で好投。
12年は2軍で6試合4.2回に登板。
13年は2軍で25試23.22回防4.94
14年は2軍で17試42.1回防3.40
 オフに念願の支配下契約。背番号「69」。
15年は1軍で18試18.1回防8.84.
     2軍で20試43..2回防4.95
  セットアッパーとして定着を。
16年は1軍で23試1勝24.2回防3.655.
 7月24日の広島戦、1球投げただけでプロ初勝利。
   2軍で18試46.00回3勝3敗防5.67
17年は1軍登板なしも、2軍で27試 防1.59
18年は1軍で1試合 2軍で34試31.1回防3.45
19年に復活。63試59.1回4勝1S 60K防1.67
20年は11月に左肘内側側副靭帯再建手術と左肘の
 骨膜切除手術を受けた。21年は育成契約を結ぶ。

大野雄大
 
京都外大西
(藤森中学)
佛教大  中日1巡目  投手。佛大時代に急成長。
05夏、06春甲子園。
11年新人でシーズン終盤に1軍へ。
12年は9試4勝3敗防2.622 CSにも登板。
13年は25試合10勝10敗、チームの勝頭。
14年は25試合10勝8敗。
15年は28試合11勝10敗。207.1回 防2.25 エースに。
 日本を代表する投手になってね。
16年は19試合7勝10敗。129。22回防3.54。
17年は24試7勝8敗。147.2回防4.02
18年は四球で自滅すること多くて不調。
  6試0勝3敗27.1回防8.56
19年は復活。
  25試9勝8敗 177.2回防2.58 最優秀防御率
  9月14日阪神戦でノーノー。プロ81人目。
20年は20試11勝(6完封)6敗 148.2回106安23球148K
 防1,82で最優秀防御率、最多奪三振のタイトル獲得
  歴代12位となる45回連続無失点記録をマーク
21年 東京五輪日本代表 準々決勝のアメリカ戦でリリーフ登板。
   1回を無失点に抑えた。金メダル獲得。
   22試合7勝11敗、143.1回121安30球118K防2.95
2009 福田岳洋 大   谷  高知大・
リッツベース
ボールク
(京大大学院)
・香川 
横浜5巡目   投手。1983年4月、大阪府高槻市に生まれる。
 大谷高校から高知大学へ。
 1年秋にはエースとして四国大学リーグの優勝に貢献。
 大学卒業後、スポーツ科学を学ぶため京都大学大学院へ。いったん
野球から離れたが、野球を続けたいとRizベースボールクラブに加入。
 大学院でカラダの使い方を研究し、その果を野球に取り入れることで
投手としての能力もアップ。
 07年、全日本クラブ選手権出場に貢献する。
 08年、香川オリーブガイナーズの誘いでトライアウトを受けて入団。
  150キロ近いストレートと鋭い変化球で注目を集めた。
 プロに入ったのは26歳。
10年1軍で主に敗戦処理を中心に18試合に登板。24回17安15K。
2年目は膝を痛め、2軍で19試合。
12年は1軍で5試8.1回防9.72.
13年は3試合3回で自責点3。
13年限りで退団。
17年、NTTコミュニケーション科学基礎研究所でリサーチスペシャリスト
2008 申 成鉉  京都国際    広島4巡目   韓国ソウル出身。内野手。
 日本の高校野球とプロ野球にあこがれて京都国際に留学。
 入団テストを受けて広島に合格。
11年2軍で71試合。打率.205
12年は2軍 で44試合。打率208.
13年は2軍で41試合17安打率250.
14年は韓国の独立リーグ高陽ワンダースに所属。
15年は韓国プロのハンファ・イーグルスでプレー。
   64試102打23安4本17点44K 率2255
16年は89試158打44安278 8本
17年は34試67打11安 率164 1本
杉山晃紀 綾   部
(綾部
 ボーイズ) 
  巨人・育成1位  投手。
 中筋ジャガーズから綾部パワーズ。中学時代は130キロ前後。
 高校で球速がどんどんアップして最速147キロに。
 高3春、ベスト8進出に貢献してプロ注目投手となった。
 高3夏は中学時代からのキャッチャーが故障して実力が発揮できず、
 初戦戦敗退。
 春から夏にかけて、大学のスカウトもたくさん視察に訪れたが、
ほとんどの人が「これはプロやな」と帰っていった。
 亜細亜大学からは熱心に誘われたが、プロの道を選んだ。
 ドラフト会議中に電話があり、「育成枠でもいいか」と聞かれたが、
断れるはずはなく、育成での指名となった。
 入団後、腰椎に空洞の部分があることが判明。手術を受けたが、
腰痛に悩まされ、思うようなピッチングができなかった。
 3年間在籍で退団。
 
2007 中村 憲  京都すばる   広島4巡目   高校で初めて投手となる。外野手としての能力も高く、1年秋から
4番を任された。
 高3夏エースで府大会決勝進出。外大西に1対2で敗れ、甲子園出場
はならなかった。高校通算26本塁打。
 大学進学の話もあったが、広島から指名を受けて入団。背番号「26」
 しかし、腰痛や故障で満足に投げられず、2軍で08年に9試合2勝3敗、
09年は登板なく、10年も2試合に投げただけだった。
 そのオフ、育成契約に。4年目の11年6月に外野手へ転向した。
翌12年7月、支配下登録に復帰。背番号「99」
13年は2軍で37試合14安打率259.
14年は2軍で69試合127打43安打率339.
15年は2軍で14試9打3安。戦力外に。
16年から福山ローズファイターズでプレー。
 広島県福山市の10企業が出資のクラブ。
 スポンサーのスーパー「エブリイ」の正社員と
 して働きながらプレーする。
 中四国クラブ選手権準優勝
2006 大隣憲司 京都学園  近畿大 ソフトバンク
大社自由枠 
 京都市南区出身。久世少年野球部で小学3年から投手。
 中学時代は京都ライオンズ(嵐山ボーイズ)で全国大会出場。
 高3春、近畿大会で毎試合二桁三振を奪って優勝。
 「古都のドクターK」と呼ばれた。
 しかし、夏前に肩を痛め、その影響もあって最後の夏は京都で
準々決勝敗退。その後、京都の高校野球ファンの間では、
「大隣がいて甲子園に行けなかったのが不思議」と語り継がれている。
 近畿大学では2年春からベンチ入り。最速152キロ。快速球を武器に
関西学生リーグで通算22勝(11敗 防1.14)をマーク。05春,06春に
最優秀選手。
 大学3年の05年、全日本選手権の札幌大戦で1試合19Kの大会新。
決勝まで4試合自責点0(失点2)で準優勝。06年全日本選手権ベスト4.
06年秋のリーグで立命館大を相手にノーヒットノーランを達成。
 2006年ドラフトの最大の目玉に。広島以外の11球団が獲得の意志を
示したが、希望入団枠制度で福岡ソフトバンクを選んだ。
 新人の07年、初登板、初勝利は、6月9日の広島戦。7回2失点。しかし
腰痛や前腕部の痛みなどで実力を発揮できず8試合2勝4敗。
08年、チーム最多の11勝をあげたが、左肘遊離軟骨による炎症が発覚。
 オフに除去手術を受けた。
09年、自動車の接触事故があったりして26試合8勝10敗。
10年、開幕ローテ入りで好投するも打線の援護なく6月9日で1勝7敗。
その後は1軍と2軍を行ったり来たりで20試合4勝9敗。
11年はキャンプ中に父親が急逝し、調整が遅れる。1軍に上がっても
体調不良などで満足に投げられず。9試合で3勝。
 このオフ、妻の勧めでメンタルトレーニングを導入。
12年は当初こそ出遅れたが、チャンスが巡ってくると安定したピッチングで
自己最多の12勝をあげた。25試合12勝8敗。防2・03.
 翌13年はWBC日本代表に選出。キューバ戦は3回2安打1失点で
敗戦投手に。オランダ戦は3回1安6Kで勝利投手。
 シーズンは腰痛に見舞われて6月1日に戦線離脱。黄色じん帯骨化症と
診断され、手術を受けた。復帰できず、7試合3勝3敗のみ。
 10月のフェニックスリーグで復帰登板。 
14年、難病の黄色じん帯骨化症から7月に1軍で復活登板。
 9試3勝1敗もCS,日本シリーズで好投し話題に。
15年は11試5勝4敗。74.11回防2.54
16年は左ひじ手術からの復活登板も1試合1勝のみに終わった。
17年は1試合のみの登板で自由契約。
18年は千葉ロッテと契約。
  1試合の登板にとどまり、引退。
  2軍では25試40.1回防4.69
 通算141試合52勝50敗。834.2回753安239球650K 防3.36
19年〜千葉ロッテ2軍投手コーチ
今浪隆博 平   安  明治大  北海道・
日本ハム
大社7巡目 
 内野手。福岡県北九州市出身。
 野球好きな花親の影響もあり、プロ野球選手をめざして地元で野球を
始める。九州国際大付から熱心に誘われたが、福岡から遠く離れて
野球に打ち込めと、母親の強い勧めで平安に進学する。
 01年夏、02年春甲子園出場。
 大学も野球通である母親の強い勧めで明治大へ進んだ。4年春に
レギュラー獲得。広角に打ち分けるシュアな打撃で注目され、06年秋
リーグ2位の率361をマーク。しかし、ベストナインに落選。(法政大の
大引啓次選手)。「もう野球をやめて就職しよう」と決めたが、日本ハムから
指名を受けた。記者は一人もおらず、慌てて駆け付けた記者から「今浪
さんはどこにますか?」と尋ねられた。
 プロ1年目の07年、2軍でショートのレギュラー獲得。80試合で率280
 08年8月20日の千葉ロッテ戦、代打としてプロ初出場。セカンドゴロ。
  1軍ではこの1打席だけだった。
 09年9月1日の千葉ロッテ戦でプロ初安打。5試合で4打1安 率250
 10年、金子誠選手の離脱もあって29試合45打11安率244
 11年84試合.179打43安 240
 12年13試合 18打3安 率167
 13年は91試合121打31安 率242
14年、開幕直後に東京ヤクルトに移籍。13試合に出場。
15年は大引選手とレギュラー争いとなり、大引選手が離脱して定着。
   68試123打39安2本塁打 率317
16年は川端と激突して1週間休んだり、甲状腺機能低下障害で
 3週間休んだりと苦労した。94試201打56安1本 率279
 シーズンを通して代打率が381。勝負強さを発揮した。
17年は7試合のみの出場でオフに戦力外通告を受けて引退。
 ファン感謝デーでファンの要望が多く、引退セレモニーを行った。
 通算405試752打196安 .261 
 2020年 軟式野球の「ゴリラクリニックベースボール」の監督。
2005   
炭谷銀仁朗
平   安    埼玉西武
高校1巡目 
 捕手。
 平安の主砲として夏の京都大会4本塁打の最多本塁打記録をマーク。
2006年高卒で3月25日オリックス戦で開幕スタメン。
   川越投手から初安打。
11年レギュラー定着。
13年はWBC日本代表。
   141試合率215.阻止率246で5位。
14年は125試.297 盗塁阻止率.444で日本一
15年は133試399打84安.率211 
    ベストナイン賞 ゴールデングラブ賞
16年は117試294打64安.率218
17年は104試267打67安 率251
18年は森、岡田の成長で出場機会減る
   47試129打32安率248
  オフにFAで巨人へ。背番号27
19年は複数捕手制で58試に出場してリーグ優勝に貢献
    126打33安6本26点 率262
20年は56試100打18安1本7点 打率180
21年7月に東北楽天へ移籍。 
末永仁志  南 京 都    千葉ロッテ
高校3巡目 
投手。2008年限りで退団。
神戸9クルーズなど独立リーグ
で投げた後、引退。 

平野佳寿
鳥   羽  京産大 オリックス・
大社希望枠
投手。宇治市出身。小学は「小倉リトルズ」、中学は北宇治中学の軟式
野球部。中学時代に投手となった。
 在学中、鳥羽は2000春夏、01春に甲子園へ出場したが、本人は
腰痛もあって高2夏はベンチ外。高3の時も2番手投手だった。
 甲子園での登板は高2春の準決勝(東海大相模)のみ。3回途中から
登板して3.1回6安9失点。チームも1−11で敗れた。
 高校時代は腰痛で苦しんだこともあり、カラダの使い方や調整法を
勉強したことが後の活躍に結びついた。
 京産大で大きく成長しては2年からエースとして活躍。
 通算56試合36勝11敗。防1.33を記録、最優秀投手に4度選ばれた。
 36勝と404奪三振は、関西六大学リーグ記録。
 新人の06年は開幕第2戦の西武戦に救援として公式戦デビュー。
 4月30日の東北楽天戦で初先発して初勝利をあげた。
  前半戦で6勝したが、後半に失速して7勝11敗 防3.81。
07年27試合8勝13敗防3.72。 被本塁打18本はリーグワースト2位。
08年は、開幕前に右肘痛を発症。遊離軟骨の手術を受け、1軍登板なし。
09年に復活したが、20試合3勝12敗防4.72に終わる。
10年に中継ぎに転向すると63試合7勝2敗32H3S 防1.67と好成績を
あげた。80.2回334打者に投げて101三振を奪った(67被安打)。
11年リーグ新の43ホールド。72試合6勝2敗43H2S。防1.94
       83.2回317打者48安21球99K。
12年のシーズン終盤にクローザーとなる。
   70試合7勝4敗21H9S防2.15  79.2回65安8球80K。
13年は抑えとして31Sはリーグ2位。60試合2勝5敗9H31S 防1.87
     62.2回258打者57安15球71K。
14年は抑えとしてパ新の40Sで最多セーブ。
  62試1勝6敗8H40S 防3.43  60.1回238打者52安13球70K。
15年は抑えで失点が続き、中継ぎや2軍で調整も経験した。
  33試0勝3敗10H12S防4.00 31回136打者29安15球39K。
  2010年から6年連続で奪三振数>登板イニングをマーク。
16年は5月にクローザーへ復帰。
   58試4勝4敗8H31S 防1.92  61回237打者44安17球57K。
17年はWBC日本代表。6試合5.1回で7奪三振と貢献した。
  58試3勝7敗29S8H 防2.67 57.1回240打者57安17球47K。
 オフに回外FAを行使。WBCでの好投が高く評価されていた。
18年はダイヤモンドバックスと契約。背番号66
  セットアッパーとして大活躍。
  日本人歴代最多登板記録。26試合連続無失点
  75試4勝3敗3セーブ 66.1回262打者49安29球59K防2.44
19年は62試5勝5敗1S 53回233打者51安27球61K 防4.75
20年はシアトル・マリナーズと契約。
   13試12.1回1敗4S 18安8球11K防5,84
21年はオリックスに復帰した。
   首を痛めて登録抹消になったこともあったが、交流戦で復活すると
クローザーとして活躍、25年ぶりリーグ優勝に貢献した。
   46試合1勝3敗3H29S 防2.30。
吉見太一  京都成章  立命館大、
サンワード貿易
西武・
大社3巡目 
98年夏甲子園準V。
立命時代は「古田2世」
2010年に引退。ブルペン捕手。 
柳田殖生  福知山商  デュプロ、
NOMOベース
ボールクラブ
中日・
大社5巡目 
99年夏4番ショートで甲子園出場。
11年ウエスタン首位打者.319
12年は1軍ベンチ。29試率208
13年は37打数7安打で自由契約も、
14年に横浜DeNAと契約。74試88打24安率.277
15年は24試43打9安.209
16年は23試24打1安
16年限りで引退し、横浜DeNAの球団職員に。
17年秋からコーチ。
2004   岸本秀樹
 
平   安  近畿大  横浜5巡目  99春甲子園に出場も、控え投手。
08年から広島カープ。
中継ぎとして活躍。
12年は27試合、防6・75.
13年は1軍登板がなく、引退。
14年から広島のスコアラー 
赤松真人
 
平   安  立命館大  阪神6巡目  99春甲子園。ベスト8.
 カープのスカウトからプロ入りを打診されたが、自信がなく、原田監督と
相談して進学を決める。
 立命館大では4年に主将で春リーグ優勝。
 08年から広島。俊足攻守の外野手として期待された。
12年は76試合。打率242
14年はおもに守備固めで74試合に出場。
15年は52試。守備固めや代走で出場。
16年は89試合19打7安12盗塁。代走、守備固めで。
17年 胃がん手術を公表。
  9月14日から一軍に帯同。出場はなし。
18年 3月ウエスタンで公式戦に復帰
19年はウエスタンで46試率143 3打点2盗塁。
19年限りで引退。
20年〜コーチ。 
橋本健太郎
久 御 山 東北福祉大、
日本新薬 
阪神4巡目  投手。阪神で中継ぎとして活躍。
09年の千葉ロッテ移籍後は、
2軍戦が多くなっている。
12年は1軍で13試合防4・20.
13年は1軍登板なく、引退。
14年、阪神の打撃投手。 
2003 糸井嘉男
 
宮   津  近畿大  日本ハム
自由枠 
 高3の夏はエースとして、春季優勝の須知と豪雨の中の死闘を制したが、
2戦目の立宇治に2−3と敗戦。
 大学では4年春、最優秀選手賞の大活躍。
 日ハムに速球投手として入団も、06年に外野手へ転向。
 性格は超天然だが、身体能力は抜群。
13年1月、オリックスへ電撃トレード。
  打率300.61打点、33盗塁。
14年.331で首位打者。
15年の年俸は3億5000万円。主将。262 17本
16年は143試532打163安17本70点.306
 53盗塁で金子侑司とともに盗塁王 史上最年長記録
 オフにFAで阪神へ。
17年は114試424打124安17本21盗 290
18年は119試419打129安16本22盗 308
19年は103試382打120安5本9盗塁 314
  8月9日の広島戦で盗塁した時、左足首を痛めて
  戦線離脱。そのままシーズンを終えて手術を受けた。
20年は86試269打72安2本2盗塁 率268
21年 77試合106打数22安3本18打点打率208
   9月11日の広島戦で盗塁を決め、通算300盗塁達成。
22年は開幕戦でスタメン出場したが、調子が上がらず、シーズン終盤に
現役引退を発表した。62試163打37安3本0盗 打率227
 通算16年 6900打席5919打1755安171本765点300盗 率297  
2002 大原秉秀  福知山成美   ヤクルト5巡目 内野手。
 身体能力の高さと強肩で期待されたが、09年限りで退団。
 韓国のプロにも挑戦した。
 11年女子プロ野球の兵庫でコーチ。 
横山徹也  福知山成美   近鉄6巡目   捕手。舞鶴市出身。
 近鉄時代は二軍生活。2年目の05年オフ、近鉄球団の消滅による
分配ドラフトによってオリックスに移籍。
 プロ6年目の08年、初めて1軍昇格。8月19日の東北楽天戦で、8回表
から捕手として初出場。
09年5月1日、初安打。東北楽天戦で永井怜投手からセンター前ヒット。
 09年は10試合19打8安1打点 率421
10年11試合15打4安1打点 率267
11年5試合8打数ノーヒット。
  2軍の試合はチーム内で最多出場。
12年は8月21日に1軍昇格。北海道日本ハム戦でスタメン起用されたが、
5回表に球団ワーストタイの1イニング11失点、その後も弱体投手陣を
うまく立て直せず、スタメン4試合で計35失点してしまった。
13年は2軍で35試合に出場したものの、自由契約に。
14年、四国ILの愛媛へ。43試.188、1HRと期待を裏切り退団。
15年、東北楽天ブルペン捕手に。
 捕手が足らなくなったのことで、6月に育成契約して2軍の試合に出場。
  14試率.084
オフに、2年連続の現役引退選手となった。
16年、再びブルペン捕手に専念。 
杉山直久  東 舞 鶴  龍谷大  阪神・自由枠  投手。
 龍谷大に入って大きく伸び、2年春に京都産大戦でノーヒットノーラン。
秋の明治神宮大会でベスト4.4年で日米野球の日本代表。
 大学通算15勝4敗。防1.19.
02年ドラフト自由枠で阪神入り。背番号「18」。
05年はローテ投手として9勝(6敗)しリーグ優勝に貢献したが、
その後は低迷。
通算94試21勝23敗。防4.01。
12年富山サンダーバーズ。現役引退。
13年スポーツマネージメント会社に就職。
 赤星憲広のマネージャーを務めた。
15年からオリックスで監督付広報兼打撃投手。 
2001 小川裕介 立命館宇治 立命館大  オリックス・
自由枠 
投手。立命大時代に7連勝して注目されたが、
プロでは思うように活躍できないまま06年に引退。 
2000   近澤昌志  鳥   羽    近鉄3位  捕手。00年春夏甲子園。
プロではケガもあり、思うように活躍できず。
06年渡米も、翌年膝を痛めたりして引退。 
山田秋親  北 嵯 峨  立命館大  ダイエー2位 投手。97年夏甲子園。シドニー五輪。
04年に中継ぎとして活躍。その後は故障で活躍できず。
09年独立リーグの福岡に入団。10年千葉ロッテで復帰。
11年、12年1軍登板なし。
13年からミキハウスREDSで活躍。
17年からびわこ成蹊スポーツ大コーチに。21年から監督。
木元邦之  京 都 西  龍谷大  日本ハム2位  内野手。3年目の03年から1軍定着したが、06年に腰痛で不振に。
07年途中オリックスへ移籍。08年引退。
岡本真也  峰   山  佐藤工務店、
阿部企業、
ヤオハン
アムウェイ、
ヤマハ
 
中日4位  投手。05年に10勝。07年中継ぎで
日本一に貢献。08年西武へ移籍し、リーグ優勝、日本一に貢献。
10年韓国LG,11年楽天。1軍登板なし。
11年限りで引退し、仙台市でもつ鍋うどん屋を営む。
1999 吉崎 勝 東   山  ミキハウス  日本ハム3位 投手。03年「あっち向いてホイ」投法で先発ローテ入りし8勝。
05年は中継ぎとして活躍。
07年から3年間楽天。
日本ハムの打撃投手。
1998 河端 龍 西 城 陽  龍谷大  ヤクルト5位  94夏エースとして甲子園。
龍谷大では1年から登板し、最優秀投手賞3回。
エースとして通算28勝9敗。防1.92.
プロ入り後、右ひじを故障したが、01年中継ぎとして
41試合に登板、45回で防3.20の成績を残して
リーグ優勝、日本一に貢献。05年まで中継ぎとして
活躍し、河端・高津の投手リレーはヤクルトの看板に。
右肩を痛めて08年に引退。その後は、チーム
付き広報としてベンチに入る。
通算231試255.1回13勝14敗。218K。防3.45
1997   川口知哉 平   安    オリックス1位 97春夏甲子園。夏は全国準V.
井川慶、能見篤史と左腕三羽ガラスと呼ばれた。
プロ入り直後のフォーム改造で制球難、故障に見舞われ、
活躍できないまま04年に引退。
2010〜12年 女子野球・京都アストドリームスのコーチ。
13〜14年 サウスディオーネ監督
15年 女子プロ野球4チーム統括ヘッドコーチ。
16〜17年 兵庫ディオーネ ヘッドコーチ
18年 京都フローラの監督としてリーグ優勝。
田中 充 西   京    横浜4位  外野手。高校時代は「古都のゴジラ」
2軍では三拍子揃うレギュラーとして
高い評価も、1軍では活躍できなかった。
07年に引退後、パナソニックでプレー。
現在は関西外語大コーチ。 
倉 義和
京都成章  京都産大  広島5位  高校では大家友和とバッテリー組み、
93年夏府大会準V.プロ1年目から「守備
は教科書通り」とスタメン起用。05年から
石原と併用。エース黒田博樹と相性よく
「黒田専属」に。その後も高橋、青木らの
専属捕手に。11年は55試合に出場。
12年は70試合打率195.
13年は39試合に出場。
14年は26試合、打率.093.
15年は1軍出場1試合のみ。2軍で21試合。
16年は2軍バッテリーコーチ兼任。1軍出場なし
     オフに現役引退。
17年〜2軍バッテリーコーチに。 
川中基嗣 東   山  東洋大、
日本通運 
巨人2位  内野手。代走、守備固めから始まり、01年
から出場機会増える。内外野守り、左打ち
にも挑戦。07年引退後、育成コーチ。
フロントで育成部を担当。 
1996  竹清剛治  平   安  三菱自動車京都  ロッテ2位  投手。即戦力として期待されたが、
思うように活躍できず、4年間で退団。
その後、中国や台湾でもプレーした。 
宇野正美  花   園    巨人5位  投手。ケガなどで2年間で広島へ移籍。
結局、プロは3年で退団。リースキン(伯
和ビクトリーズ)のエースとして都市対抗に
出場。05年ヤクルトでプロ復帰。中継ぎで
6試合に登板。07年引退。 
中西有希人  東   山   日本ハム7位  投手。4年間在籍したが、1軍で登板する
ことがないまま退団。 
1995 斉藤和巳  南 京 都   ダイエー1位  投手。入団直後から肩の故障と戦いながら、
プロ4年目の2000年に初勝利をあげ5勝2敗。
プロ7年目の03年に20勝(3敗)をマーク。
194回で174被安打77与四死球160K防2.83
沢村賞も獲得し、タイトル総なめにした。
常時140半ばのストレートとスライダー、カーブ、
決め球は140キロで空振り率の高いフォーク。
勝率が高く、「負けないエース」と呼ばれた。
06年18勝5敗201回で205K。防1.75.
08年に肩の手術をしてから登板なし。
11年はリハビリ担当コーチを務めながら復活に
賭けたが、13年7月限りで引退。
通算150試79勝23敗、勝率.775.
949.2回で841被安打372与四死球、846K。
防御率3.33.引退後は評論家。
細見和史  北 嵯 峨 同志社大  横浜1位  1991夏甲子園。
ケガに悩み、プロ5年目に涙の初勝利。03年西武へ移籍。
04年阪神にテスト入団。
05年台湾へ渡ったが、オフに引退。 
1994 後藤利幸  鳥   羽  三菱重工神戸  ロッテ5位  投手。
98、99年に「オリックス・キラー」と呼ばれ、イチローに「あの程度の
投手を打てなかった自分に腹が立つ」と言われた。
00年イチローにワンバウンドをヒットされる。
02年に引退。 
1993   波留敏夫  大   谷  熊谷組  横浜2位  内野手としてプロ入りするが、外野手に転向。
2年目から1番か、2番センターで出場し、378打117安で310をマーク。
98年、428打117安.273の成績でマシンガン打線の2番として横浜の
日本一に貢献した。
闘志あふれるプレーから、「ハマの核弾頭」と呼ばれた。
99年568打169安で.298、31二塁打15本70点21盗の成績を残す。
01年中日移籍。03年ロッテに移籍し、現役引退。
通算913試872安44本76盗打率.278
06年から横浜コーチ。
14年から谷繁監督に呼ばれ、中日の外野守備走塁コーチ。
14年から京都の学童野球で「波留カップ」を開始。 
大家友和  京都成章    横浜3位  1993夏京都府大会準V,  横浜の背番号は「56」
94年、高卒ルーキーながら4月29日のヤクルト戦、
中継ぎとして初登板を果たし、3球で初勝利。
97年オフ、フロリダ教育リーグに参加し、アメリカに興味。
プロ4年目の1998年イースタンで最優秀防御率の
タイトルを取ったが、メジャー挑戦の希望を伝えて
自由契約にしてもらう。ボストンレッドソックスと契約。
1年目の99年にメジャー昇格し初勝利をあげた。
01年7月、エキスポズに移籍。それ以降、ナショナルズ
(移転によるチーム名変更)、ブルワーズ(05年6月〜)
ブルージェイズ(07年〜)でローテ投手。メジャー10年で
51勝68敗の成績を残す。
04年滋賀県に「草津リトルシニア」を設立。
06年滋賀県に「OBC高島」を設立。
10年横浜復帰。11年で自由契約。
13年BCリーグの富山で復活。
14年ナックルを習得し、米独立リーグのブリッジポート
で7勝12敗。
15年は富山サンダーバーズ→福島ホープス。
16年は福島で16試79.2回7勝4敗防2..82
16年10月、MLB公開トライアウトを受け、
 ナックルボーラーとして3Aノーフォークに配属。
17年〜自身がGMを務めるOBC高島で投手コーチ。
17年秋〜横浜DeNAで2軍投手コーチ
岡島秀樹  東   山    巨人3位   1992、93年センバツ出場。
 97年から中継ぎとして活躍。2000年に
クローザーとして優勝に貢献する。
06年日本ハム移籍。中継ぎとして
日本一に貢献。オフにレッドソックスと
契約。07年ワールドシリーズ制覇に
貢献。11年は3Aで登板。
12年福岡ソフトバンクで56試合に登板。
防御率0・94.
13年はアスレチックスとマイナー契約。5月に
メジャー昇格したが、約1ヵ月で降格。
MLBでは通算266試17勝8敗6セーブ84ホールド
14年は福岡ソフトバンクに復帰。
 中継ぎの柱として44試合に登板。防2.11
15年は横浜DeNAに移籍。10試2敗2H、防8.59 
16年は米オリオールズとマイナー契約。
  7月に現役引退を発表。 プロ野球解説者。
1992   久保貴裕  京都成章    ダイエー2位   高3夏府大会でノーヒットノーランを記録したが、
甲子園には行けなかった。
 ダイエーには98年まで在籍したが、1軍登板はなし。
 その後、打撃投手。3軍マネージャー。 
田中敏昭  峰   山    横浜7位   高校時代は岡本真也投手とダブルエース。
 2軍ではエース級の働きをしたが、1軍では活躍できなかった。
 2001年引退。 
伊藤智仁  花   園  三菱自動車京都 ヤクルト1位   投手。高校2年秋、エースとして臨んだ京都大会
準決勝で大谷に0−3と敗れた。しかし、当時はその後
2位決定戦があり、10−1桃山、7−0大谷と破って
京都2位として近畿大会に出場。初戦で元木大介選手、
種田仁選手が1年生だった上宮に2−7で敗れた。
上宮は近畿大会で優勝している。
 3年夏は好投手として注目されたが、4回戦で京都商に1−7。
 卒業した89年4月、三菱自動車京都に入社。高校までは
ストレートとカーブだけだったが、空振りのとれる変化球がほしいと
先輩にスライダーを教えてもらったら大きく曲がった。また、カラダが
できてくると150キロ近くのストレートと140キロの横に滑る
高速ライダーが武器となり、都市対抗や日本選手権で活躍した。
 バルセロナ五輪日本代表として銅メダル獲得に貢献。
スペイン、イタリア、アメリカの3試合に登板して1大会27奪三振で
ギネス記録に認定された。
 ドラフト会議でヤクルトは松井秀喜と悩んだが、野村克也監督
の強い希望で1位指名となった。背番号「20」〜98まで。
 初登板は1年目の93年4月20日阪神戦、7回2失点で勝利投手。
その後も高速スライダーを武器に好投し、6月9日石川県立野球場
での巨人戦で16Kのセリーグタイ記録をマークした。この試合は
9回裏2死から篠塚和典選手にサヨナラ本塁打を浴びて敗戦投手と
なり、伝説の試合となった。
 1年目の前半だけで7勝をあげたが、ヒジ痛で後半は登板でき
なかった。それでも7勝(4完封)2敗、109回で126K、防0.91で
新人王を獲得。
 2ヵ月半で投球数が1733球に達する登板過多のため、後年、
野村監督が直接謝罪している。
 その後はヒジ痛とルーズショルダーに悩まされて94、95年は
登板なし。
96年に救援で復帰して14試合に登板。97年にクローザーとして
34試合に登板、7勝2敗19Sでカムバック賞を受賞した。
 98年から先発に復帰して3年間で22勝をあげたが、常に故障との
闘いだった。99〜背番号「21」
 03年(若松勉監督)限りで引退。通算37勝27敗25セーブ。
防2.31.558回で548の三振を奪った。
 04年〜ヤクルトの二軍投手コーチ。08年(高田繁監督)から一軍
コーチ(17年まで)。 
 18年、 富山GRNサンダーバーズ監督
 19年(平石洋介監督)、東北楽天一軍投手コーチ。
 21年(高津臣吾家督)、 東京ヤクルト一軍投手コーチ。
1991     松岡正樹 平   安   巨人3位   捕手。90年夏甲子園。
 ドラフトでは巨人と近鉄に3位指名を受けるほど高い評価を
されたが、1軍戦には出場できなかった。
 95年退団。 
上山 勲  北 嵯 峨    近鉄7位  90春、91夏甲子園。近鉄には2年間在籍。
1軍出場はなかった。 
江坂政明  平   安  神戸製鋼  近鉄2位   高3の夏は小島弘務投手と二本柱。京都大会の決勝まで進出
したが、自身が先発して花園に3−4で敗れた。
 神戸製鋼に入社して大きく成長都市対抗に4度(補強含む)、
日本選手権に3回出場してプロ注目投手となった。
 プロ1年目は中継ぎ、2年目はローテ投手として活躍。背番号「13」
 2年目は21試合に登板して8勝3敗。
  104.2回440者108安72K防2.75
 3年目から成績が下がり、97年オフ阪神へ移籍、1年で引退した。 
桧山進次郎 平   安  東洋大  阪神4位   平安3年で主将を務めたが、夏の京都大会は初戦で洛星に0−1で
敗戦。試合後、観客から「平安の恥や」と野次が飛ぶも、仲間が
「あんたらのために試合をやってへん」と言い返して溜飲を下げた。
 東洋大へ進学して体力作りから始め、1年春のリーグ最終戦に
1番サードで起用してもらい初安打を記録。1年秋からサードでの
スタメンが増えて9試合で20打数6安打(2部降格)。
 1部に復帰した2年秋、4番、5番で12試合39打数17安打の
打率436で首位打者とベストナインを獲得した。
 4年春、主将としてチームを引っ張り、リーグ優勝。ベストナイン。
 日本選手権は3−7と佛教大に初戦敗退。
 日米野球の代表に選ばれ、主に2番サードで出場。16打数5安打。
4盗塁を決め、大会個人最多タイ記録。
 4年間でリーグ通算261打数83安打打率318 45打点13本塁打。
 阪神への入団会見では「巨人がオロナミンCならば、リポビタンDの
CMをしたい」と話して笑いをとった。背番号「24」。
 1年目のみ内野手登録だったが、1年目の5月30日の巨人戦で
6番ライトとして初出場。2年目から外野手登録に。
 4年目の95年、亀山務外野手の怪我離脱で試合に出る機会が
増え、5年目の96年(藤田平監督)、5番レフトに定着。レギュラーを
獲得する。
 01年(野村克也監督)に初めて打率.300をマーク。
                 (406打数122安打)。
 03年(星野仙一監督)、濱中治外野手の台頭で一塁も守ったりしたが、
濱中選手の怪我で4番ライトに復帰。7月2日の中日戦で史上58人目
(62度)のサイクル安打も記録し、16本塁打、61打点.278で
リーグ優勝に貢献した。
 04年は18本塁打、84打点.306と自身最高の成績を残した。
 その後、不振に陥り、代打としても結果を残せず、現役引退報道まで
出たが、08年(岡田彰布監督)に代打として復活し、「代打の神様」襲名。
  代打成績は78打数23安打打率.295。
 10年(真弓明信監督)代打安打数の球団記録(遠井吾郎選手の
108安打)を更新した。11年には代打通算14HRの球団記録もマーク
(歴代7位タイ)。
 13年限りで引退。評論家に。
 代打起用回数757回はNPB2位。代打通算158安打もNPB2位。
 代打通算111打点もNPB2位。NPB1位はいずれも宮川孝雄選手
(広島 現役1960〜74 778回 186安打 118打点)
 通算1959試合 1263安、159本、707点、打率.260 
中村公信 朱   雀 田村コピー  阪神8位  外野手。高3夏は3番で京都大会ベスト8。
テストを受けて入団。在籍2年。1軍出場はなし。
1990  小島弘務  平   安 駒澤大中退
住友金属 
中日1位   高校時代は江坂政明投手と二本柱として活躍。
 高校3年の85年夏は京都大会の決勝に進出したが、花園に3−4で
敗れた。 決勝は江坂投手が先発。
 86年4月、駒沢大学へ進学したが、上下関係などになじめす、
1年夏に中退。1年間アルバイトをしながらトレーニングを続け、
87年住友金属に入社。日本選手権などで活躍する。
 89年オフに西武とドラフト外で契約して翌年のキャンプにも参加、
二軍のオープン戦でも投げたが、社会人在籍が3年に満たないことで
契約が無効に。大学の在籍期間が短かったことで「高卒扱い」とされ、
社会人野球では在籍期間が3年必要と判断された。幻の背番号は「14」。
 当時、西武の管理部長だった根本陸夫氏に面倒を見てもらって
トレーニングを継続した。
 90年オフ、中日に外れ1位で指名された。背番号は「21」。
 91年4月16日、ヤクルト戦に3番手として初登板。3回無失点。
 19日の阪神戦で初先発。敗戦投手となったが、6.1回を1失点に
抑え、以後、先発・中継ぎとして24試合に登板して6勝(5敗)。
 2年目以降も重荷中継ぎとして活躍した。
 94年には33試合6勝4敗8セーブ、防御率1.53をマークして
リーグ2位に貢献した (高木守道監督)。
 98年千葉ロッテへ移籍。99年オフに引退。
 9年間で167試合に登板、19勝15敗8セーブ。
 2000年は台湾の嘉南勇士でプレー。
 その後は名古屋で「炭火焼肉ひろむ」を経営したり、児童福祉事業所で
働きながら少年野球で指導した。
 15年、追手門学院大学監督。
 
谷内聖樹  西 京 商   近鉄ドラフト外  94年初登板。1軍で20試合に登板。
99年広島へ。全大津野球団所属。
 
1988 田口茂樹  西 城 陽   近鉄3位  投手。アメリカへ留学もしたが、肩を故障。
コーチの指導とも合わず、1軍登板ないまま4年で引退。
 
1987 藤原清景  大   谷   近鉄3位  捕手。8年間在籍したが、1軍では出場できなかった。
 96〜5年間ブルペン捕手。
塚本善之  西 城 陽   広島5位  投手。1軍出場ないまま3年で引退。
競輪選手に転向してA級で活躍した。 
北村俊介  大   谷    中日ドラフト外   84年秋、秋季京都大会で優勝したが、近畿大会で兵庫3位の
東洋大姫路に2−4で敗戦。東洋大姫路は決勝で桑田、清原の
PL学園を下して優勝。
 86年3月に高校を卒業して家業を手伝っていたが、86年秋、
6年ぶりに実施された新人テストを受けると俊足が評価され一人だけ
合格し練習生に。
 翌87年オフ、支配下選手となる。
 89年代走で初出場。94年6月11日、巨人の斎藤雅樹から初安打。
 96年近鉄移籍、翌年引退。その後、埼玉でKS野球塾塾長を務めた。
 
1986 山越吉洋  平   安 法政大−
本田技研 
阪急2位  内野手。守備要員としてベンチ入り。
守備は華麗、かつ堅実だった。
94年、滋賀県内のスーパーを継ぐため引退。
 
1985  北崎純一  京 都 商    広島ドラフト外  投手。ドラフト外で入団したが、3年間で現役引退。
89年から11年間、打撃投手を務めて退団した。
 
1984 中村武志  花   園    中日1位   捕手。
 遠投120mとも言われた強肩を買われ、外れ1位で指名された。
 3年目から1軍で出場し、4年目にレギュラー定着。
 星野監督から厳しい指導を受けて成長し、88年と98年のリーグ
優勝に貢献。
 21年オフ、中日が谷?元信捕手をFAで獲得したことでトレードを
志願して横浜へ移籍。2年目の吉見祐治投手とのコンビで存在感を
示した。
 2005年に東北楽天へ移籍し、オフに現役引退。
 1955試合5705打数1380安打 打率242 137本塁打
 1989年121試合に出場し、盗塁企図64 刺殺33で阻止率516を
マーク。 盗塁阻止率500以上は2002年までで10人しかいない。
 2000試合に45試合足らないが、現役21年間は同期入団で最長。
 強肩に加えて投手のタイプに合わせた対応がうまく、試合後の投手の
インタビューや取材で「中村さんのおかげ」とたびたび感謝された。

 06年淞南シーレックスのバッテリーコーチ(一軍は牛島和彦監督)。
 08年一軍バッテリーコーチ(大矢明彦監督)。
 09年中日二軍コーチ、10年から一軍バッテリーコーチとして
落合博満監督の下、2年連続リーグ優勝に貢献した。レギュラー捕手は
谷?捕手だった。(落合博満監督)
 13年、千葉ロッテ一軍バッテリーコーチ(伊東勤監督)となり、
江村直也捕手、田村達弘捕手らを育成した。
 15年、韓国・起亜タイガースコーチに、17年リーグ優勝と
韓国シリーズ制覇に貢献。
 19年から3年間、中日一軍バッテリーコーチ(与田剛監督)。
 
1983  大門和彦  東 宇 治    大洋4位   投手。3年目から1軍で投げ、阪神キラーのローテ投手
として活躍。
 90年広島のアレンに死球を与え、追いかけられた場面が
珍プレーで有名。
 94年阪神へ移籍、引退。 
清川栄治 京 都 商  大商大 広島ドラフト外   78年夏の京都大会で”2年の秘密兵器”として、優勝候補だった
原田英彦らの平安斬り。甲子園出場。
 入団3年目から左のワンポイントとして活躍。87年には29人連続
凡打に取る。
 91年近鉄移籍。98年広島に戻り引退。
 通算364回で375K。広島、オリックスで投手コーチを務める。 
1982    中島裕司 京 都 商  大商大  近鉄4位   高3の夏、4番ショートで甲子園出場。
 大商大でも主力として活躍した。
 近鉄には4年間在籍したが、1軍出場ないまま引退。 
豊原 豊  花   園  大商大  近鉄5位   高3夏は4番のパワーヒッター。
 大商大でも主力として活躍した。
 4年間在籍したが、1軍出場なく引退。
 その後、Kボール少年野球連盟の役員に。 
堀田 徹   京 都 商    巨人ドラフト外   81年夏の甲子園で、3番ファーストとして準優勝。
 長嶋監督が80年までつけていた背番号「90」を継承して話題に
なったが、1年で退団した。
  
岸 佳之 石 原(府立工)   近鉄ドラフト外  82年夏の京都大会でベスト8進出。強いリストを利かした大きなカーブと
キレのよいストレートを武器にコントロールもよかった。
 背番号76 一軍の登板がないまま1985限りで引退。
1981     服部浩一 京 都 商  大商大  阪神6位   高3の77年夏、エースとして甲子園。
 大商大では強肩、強打の外野手として活躍。
 193センチのパワーヒッターで、2軍では打点王にも輝いたが、
1軍では活躍できなかった。88年限りで引退。 
上本孝一  西 舞 鶴    広島5位   捕手。
 正捕手に達川光男捕手が出場機会に恵まれなかった。
 85年からセの審判員に。球審を務めるまでになっていたが、
06年43歳で急逝。審判の袖番号「3」は永久欠番になっている。 
中馬賢治 共   栄    近鉄5位   捕手。
 1軍出場がないまま86年に南海へ移籍。その年限りで引退した。 
水本啓史 京 都 商    中日ドラフト外   81年夏の甲子園に1番ショート、主将として出場し準優勝。
 中日には6年間在籍。1軍では1打数ノーヒット。
 
田島俊英 花   園    巨人ドラフト外   3年夏の京都大会では、6番ライト。
 シード校ながら3回戦で洛星に2対3と敗退も、3試合で
11打数8安打。
 2回戦の須知戦(11対0 7回)でリリーフ登板していた。
 巨人には投手として入団したが、2年で引退した。
1980 広瀬新太郎 峰   山    大洋1位   投手。しなやかなフォームで注目された。
 大洋でも背番号「18」と期待されたが、1軍で勝てず、87年から西武へ。
 91年、峰山の大先輩・野村監督率いるヤクルトへ移籍。中継ぎとして
29試合に登板した。
 翌92年引退。
堀井恒雄 大   谷  大商大  大洋2位   85年サイドにして制球難を克服し5勝。
 翌年リリーフとして47試合に登板。
 88年ロッテ移籍し、90年引退。ロッテ、横浜コーチを経て、
横浜のスカウトも務めた。
1978  北野明仁  宇    治    巨人ドラフト外   江川騒動でドラフト会議を欠席した巨人にドラフト外で入団。
 腰痛もあって3年後の82年には野手に転向したが、その年限りで
現役引退。用具係を2年務めた後、打撃投手に。
 特に王さんや松井君に気に入られ、「松井の恋人」とも呼ばれた。
 2011年限りで退団。ご苦労さまでした。
 
1976  斉藤明雄 花   園  大商大  大洋1位   高3の72年6番センターでセンバツ出場。
 その後、エースとなったが、夏の京都大会準々決勝で、中井康之が
エースの西京商と対戦し、延長16回4−6で敗退した。
 大商大で本格的に投手に専念。大3の75年春、チームをリーグ初優勝
に導いた。翌76年春もリーグ優勝。大学通算30勝17敗。防1.70
 大学選手権でも準優勝2度。
 新人の77年は開幕から一軍。8月30日の巨人戦で完封して脚光を
浴びた。8勝9敗で新人王。
 81年抑えに転向してセ・リーグを代表するクローザーになった。
 82年には当時のリーグ最多30セーブを記録、規定投球回数も
達成して最優秀防御率のタイトルも獲得した。
  56試合5勝6敗30セーブ。134.2回を投げて防2.07。
 88年開幕直後に右膝を怪我して先発に。通算100勝100セーブを
達成した。右投手ではNPB史上初。左の江夏豊、大野豊に次いで
史上3人目の快挙だった。
 93年、コーチ兼任となったが、右膝痛が悪化して引退した。
  プロ17年間601試合128勝125敗133セーブ。
 引退後は解説者やコーチに。
 98年には横浜の投手コーチとして日本一を経験した。
1973  小竹重行 京 都 商 (同大、
日本新薬)
阪神3位   73年エースで4番として春と夏の甲子園に出場。
 ドラフト指名されたが、阪神に入団せず、同志社大、日本新薬で活躍。
 平安の原田監督、成美の田所監督らと都市対抗にも出場。 
1972    中井康之 西 京 商    巨人1位   日本中が驚いた巨人の1位指名。
 高3夏の京都大会は、準々決勝で斎藤明雄投手の花園と対戦、延長
16回6−4で勝利したが、準決勝で西舞鶴に0−3で敗れた。
 キレのよいストレートを武器に1イニングに1個は三振を奪ったといわれ、
当時、巨人のエースだった堀内恒夫投手に似ていると評価された。
 しかし、ドラフト前にはあまり評判にならず、ドラフト会議の時も、本人は
「喫茶店に行っていて不在。携帯電話のない時代で大捜索が行われた。
 投手として入団したが、肩をこわして78年から外野手に転向。
 外野手1年目、2軍で首位打者、打点王。
 翌79年から1軍へ。4月11日の阪神戦で山本和行投手から初打席
初本塁打を記録した(球団史上初 プロ13人目)。
 79年は92試合74打数19安打1本塁打、率257
 1軍では代走か、守備固めでの出場が多かった。
 81年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦で2番ライトでスタメン出場、
高橋一三から中前打、木田勇から二塁内野安打を放ち5打数2安打と
9−0の勝利に貢献した。
 84年で引退。
 引退後、護国寺で居酒屋「なかい」を経営。のちに芝大門へ移転。
 
本田勤  花   園    南海7位   72年センバツに3番レフトで出場。斉藤明雄は6番センターで
初戦の専大北上戦でともに4打数ノーヒット。
 大型外野手として注目され、ドラフト指名された。
 2年間で引退。
 
豊島 寛  京 都 商   中日6位  京商の4番捕手。強肩強打で注目された。
1軍の経験ないまま、6年で引退。
 
1971 中嶋愛和 京 都 商   中日5位   高3夏は4番センター。シャープに打ち分けられる左の好打者と
評価された。高校通算17本塁打で長打力もあった。外野手。
 中日に4年間在籍も1軍出場はかなわず。会社務めを経て、
04年から富士大総監督。 09年大学選手権で準優勝。
 10年から岡山の環太平洋大学監督。秋に明治神宮大会へ出場した。
 12年で勇退。
江島聖一 平   安    阪神10位   70年春夏は控え、71年春は主軸として甲子園に出場。
 大型外野手として期待されたが、1軍出場なく3年間で引退。 
1970 中村順二 京 都 商 東芝  ロッテ3位   1年限りで引退。
 マスターリーグの福岡ドンタクスに「ミスターZ」として参加
したこともある。
 
市場博己 平   安    ヤクルト14位   70年春夏の甲子園に主軸として出場。
 1軍出場ないまま5年で引退。
 
芦田 宏  福知山商    近鉄ドラフト外  高3夏は3番レフト。京都大会4試合で17打2安と不振だったが、
ベスト8進出したチームの主軸打者だった。
 近鉄へはテスト入団。2年間在籍するも、
 1軍での出場は果たせなかった。
 
1969     渋谷 通  平   安    広島2位   68年春から4期連続ファーストのレギュラーとして甲子園出場。
1本足打法の強打者として注目された。
 プロでは王さんと同じ背番号「1」と期待され、1年目から1軍に
帯同したが、1塁、外野でレギュラーに定着できず、3年目のオフ、
日本ハムへ。
ここでもレギュラーは取れず、80年に引退した。
石山一秀 平   安    近鉄5位   67年春は控え、高3の68年は強肩強打の5番捕手として
春夏甲子園へ。
 69年近鉄へ球団職員として入団。1軍のブルペン捕手として
1年を過ごす。オフにドラフト5位指名された。
 長年、捕手に梨田、有田がいたこともあって出場機会に恵まれず、
主にブルペン捕手。83年に退団。
 84年から元巨人の新浦とともに韓国の三星ライオンズで活躍。
 98年近鉄にブルペン捕手として復帰。
 93年からはコーチも務めた。
 その後、東北楽天のアジア担当スカウトも。
 
川本浩次  平    安    阪神ドラフト外   68年から、強打の外野手として4期連続甲子園に出場。
 69年センバツで京都の球児として初の選手宣誓をした。
 阪神の1年目オフに近鉄移籍。5年間在籍して引退。
 74年にヒット1本を記録。
 
高原栄一  平    安 東映練習生  東映ドラフト外   高2の66年センバツに補欠として出場。
 高3の秋、入団テストを受け手東映フライヤーズの練習生となり、
 69年オフにドラフト外で入団した。
 2年後、トレードで阪急へ。阪急に3年間在籍して引退。
 
1968     池田信夫 平   安  (法大、
大昭和製紙) 
東京オリオンズ(後のロッテ)
  3位 
 1年夏は控え、2年春はレフト、3年の68年春夏はエース
として4度甲子園へ。小柄ながら左のスリークォーターから、
切れのよいボールを投げ込んだ。
 平安に進学予定だった東尾修(箕島→西鉄)が、あのまま平安に
進んでいたら、控え投手か、サードだったと語った実力派投手だった。
 しかし、プロ志向はなく、早い時期から進学を表明していた。
 東京オリオンズから指名されたが、宣言通り法政大学へ進んだ。
 法大時代は、一学年上の横山晴久と2本柱として活躍。69年秋から
4季連続優勝に貢献した。
 1970年の全日本大学野球選手権の準決勝で山口高志投手の
関大と対戦。8回から横山投手をリリーフして好投。延長20回まで
投げた。最後は2−3でサヨナラ負けだった。
 大昭和製紙では、73年から都市対抗に5年連続出場した。
 引退後、拓大一の監督を務め、94年の選抜大会に出場した。
 2012年夏を最後に勇退。 
植木一智 平   安  龍谷大  阪神2位   64年の春夏甲子園に、衣笠祥男とバッテリーを組んで出場。
ともにベスト8。
 大学では2年生の66年春、近大を相手にノーヒットノーランを記録。
 68年春リーグでは8勝あげ、龍大のリーグ戦初優勝の立役者に。
 阪神では即戦力左腕と期待されたが、5年間でヤクルト戦の2勝のみ
だった。
 
梅村好彦 平   安  龍谷大  南海10位   3年の春夏、梅木、衣笠らと甲子園出場。
 本来は捕手だが、平安には衣笠がいたのでライトやファーストで出場。
 龍大では捕手として植木とバッテリーを組んでリーグ戦優勝に貢献。
 南海では5年間在籍。通算30試合。
 
梅田邦三 京 都 商 日本新薬  巨人9位   高2の63年夏、甲子園出場。
 日本新薬の4年目にドラフト指名を受ける。
 巨人では出場機会少ないまま、71年に西鉄へ移籍。ショートの
レギュラー獲得。地味ながら守備は抜群にうまかった。
 76年から中日、80年の途中に日本ハムへ移籍して引退。 
1967  江島 巧  平   安    中日2位   2年の66年春夏と67年春に甲子園出場。
 高3の時は高校球界を代表する強肩強打の外野手と評価された。
 中日では2年目にレギュラー獲得も、打撃に目覚めかけた5年目オフ
にロッテへ移籍。強肩を買われ守備固めの起用が増える。
83年で引退後。コーチや解説者。韓国でコーチも務めた。
1966        門野利治 平   安    近鉄1位
(2次) 
66年春、夏の甲子園にエースとして出場。センバツ1回戦で
優勝候補の前橋工を完封(1対0)して注目された。春夏ともベスト8。
新人の年に7試合登板したが、その後は登板なく、3年間で引退。
 
杉政忠雄 平   安  (関大、
西川物産) 
阪神3位
(2次) 
66年春、夏の甲子園に4番ショートとして出場。
阪神から指名も入団せず、関西大へ。4番サードとして、4期連続
リーグ戦優勝。4年で大学選手権準優勝。
社会人時代も都市対抗に出場。
83〜08年岡山興譲館監督。
石川県白山市のアレア野球スクールでコーチ。
その後は金沢大野球部コーチも務めた。
畑矢敬治 平   安  (京都大丸)  阪急3位
(2次)
66年春、夏の甲子園で門野投手とバッテリーを組む。強肩強打の
捕手として注目された。
阪急に3位指名されたが、入団せず、京都大丸へ進む。
 
伊藤博昭 平   安  (法政大)  阪神4位
(2次)
66年春、夏の甲子園でパワフルな打撃が注目された。
阪神に4位指名されるが、拒否して、法大へ進んだ。 
内田平三郎 京 都 商 (日本新薬)  近鉄10位
(1次)
高2の65年夏の甲子園に出場。強肩強打の捕手として注目される。
近鉄入団を拒否して日本新薬へ進み、4番捕手として活躍。9年間で
補強選手も含み5度都市対抗に出場した。
06年秋に花園大監督。
山本忠男 平   安  龍谷大  南海2位
(2次)
 高3の62年、春夏の甲子園に4番サードで出場。
 龍谷大でも4番で活躍。
 プロ1年目から内野の控えとして出場。地味な存在ながら南海の
リーグ優勝に貢献する。
 73年からコーチ。その後、阪急、韓国の三星でコーチ。
 三星ではシーズン途中から監督も務めた。
 帰国後は龍谷大コーチも。
阪本敏三 平   安  立命大、
河合楽器 
阪急5位
(2次)
高3の61年センバツに出場してベスト8.3拍子揃ったショートとして
注目され、立命館大へ進学。7シーズン連続で盗塁王に輝く。
 阪急から2位指名されたが、河合楽器に就職。翌年も5位指名され、
入団した。
 プロ2年目にレギュラー。西本幸雄監督の下、阪急第一次黄金期の
2番ショート。69年盗塁王。4年連続ベストナイン。
 71年日本シリーズ第3戦、王貞治に逆転サヨナラ本塁打を打たれる
きっかけになった長嶋茂雄のゴロを捕りきれず、西本監督は東映の
レギュラー大橋譲とトレードを成立させた。
 以後、東映、近鉄、南海と渡り、80年限りで引退。
84年から13年間、近鉄のコーチも。
 
1965     河端良二 伏 見 工   広島5位  投手。
 第1回ドラフトで指名されたが、入団せず。
 
阪本敏三 平   安  立命館大
(河合楽器)
阪急2位  入団を拒否して河合楽器へ進む。 
吉岡宣男 山   城  立命大、
(日本生命) 
西鉄2位  高3の61年夏、エースとして甲子園出場。
立命館大で内野手に転向。第1回ドラフトで指名されたが、入団せず、
日本生命へ。都市対抗にも出場した。
太田喜一郎 山   城  立命大、
(日本楽器) 
西鉄16位  高3の1961年夏、一塁手で甲子園出場。
立命大で外野手に転向。ドラフト指名さたが、日本楽器へ進んだ。
 
           

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