２０１６ 京都の高校生 ドラフト情報
★２０１６年１０月１６日時点での情報
京都の高校生で、プロ志望届を出したのは３人でした。 ドラフト会議は２０日（木）です。
石原彪君（京都翔英）
１７０㎝８７㎏ 捕手 右投右打 ２塁送球２秒を切る強肩、強打の捕手
石原彪 涙の同点３ラン本塁打
中学時代は南山城ドラゴンズに所属。ジャイアンツカップ出場。 U１５日本代表
高校１年夏から４番で活躍。２年生の時にはまともに勝負してもらえず、ボール球に手を出す
ことで打撃の調子を崩したが、３年の夏は４番でキャッチャー、キャプテンとしてチームを
引っ張り、６試合で４割７分８厘と復活。甲子園出場の原動力となった。
特に４回戦の北稜戦では３－６と３点リードされた９回裏、同点３ランを放ち、涙をぬぐいながら
ダイヤモンドを一周した。
肩の強さはプロ並みだが、キャッチャーの守備という点ではまだまだ課題が多い。
それでも日本のプロ野球界の捕手難という事情から、強肩、強打の捕手としてドラフト
指名される可能性が高い。
福岡ソフトバンクからの評価が高いが、九鬼君（秀岳館）の指名ができれば、育成枠での指名も
ありうる。そのほかではオリックス、阪神なども興味を示しているようで、育成枠も含めて指名が期待
される。
清水陸哉君（京都国際）
１８６㎝ ７６㎏ 右投右打 外野手 走攻守そろう外野手。投手でも１４０キロ超の新庄剛志タイプ。
大阪市出身。中学時代は淀中学野球部。
注目を集めたのは、３年春の２次戦準々決勝の対日星戦。２塁打２本、３ラン２発の８打点と
大暴れ。走攻守三拍子揃うバランスのよさで注目された。５０ｍは６秒０。遠投１１０ｍ。
投げても、練習試合で１４０キロ台をマーク。その雰囲気は、元阪神、メジャーリーガー、
元北海道日本ハムの新庄剛志に似ている。
阪神が高い関心を示している。
宮脇正志君（京都明徳）
１７０㎝８３㎏ 右投右打 一塁手 一発長打が魅力のぶーちゃんタイプ。
全くノーマークでした。慌てて春季大会１回戦のビデオ見直したら、太陽が丘でHRを放ち、
一試合４安打の活躍でした。
これまでの取材経験でいえば、高校時代の好選手でも、
（S）プロに行けば間違いなく活躍するだろうという選手
（A）指導者やチームが合えば、活躍するだろうという選手
（B）大化けしたら活躍するだろうという選手
と分かれます。
北海道日本ハムの西川君（智辯和歌山）や中田君（大阪桐蔭）は、文句なく「S」級でした。
西川君は１年秋の近畿大会、中田君は１年夏の甲子園で、多くのスカウトや記者、ファンの知人たちも
プロで活躍するのは間違いないと言ってました。
最近の京都でいえば、横浜DeNAの桑原君（成美）、広島の高橋君（平安）、福岡ソフトバンクの真砂君
（西城陽）が「B」級。埼玉西武の駒月君が「C」級でした。
今や、横浜DeNAでレギュラーの桑原君は、成美の１年春に初めて見ましたが、運動能力の高さと
身体のバネのすごさに驚きました。その後、試合や練習に取り組む意識の高さもプロ向きだと
思いましたが、身長が１７３センチと小柄だったことから、指導者やチームが合えば活躍するのでは
ないかと思っていました。
２０１２年ドラフトで、当時としては選手層の薄かった横浜DeNAに指名され、意識の高さや元気の
良さが当時の中畑監督に気に入られて試合で使ってもらえたのがよかったですね。他のチームなら、
今もレギュラーで出られているかはわからないと思います。
そういう点でいえば、今年の石原君、清水君は「C」級といえます。
石原君は現在プロ野球で人材難の捕手で、清水君は阪神の隠し玉的存在ですので、育成枠も含めて
なんとか指名はあるのではないかと思います。
６月の段階で名前をあげていた
龍谷大平安 市岡奏馬投手 橋本和樹内野手。
京都翔英 森元啓雄内野手
塔 南 築山雄介投手 西原大智投手
乙 訓 上野晃徳投手
たちは大学に進むようです。
福知山成美 森下リズム外野手については硬式野球は続けない模様です。
京都の高校出身者では、
大学生で、龍谷大平安出身の久保田昌也君（国学院大）の指名が濃厚です。
社会人で、塔南出身の森脇亮介投手（日本大→セガサミー）、
龍谷大平安出身の酒居知史君（大体大→大阪ガス）
それに、昨年指名漏れの福知山成美出身 近藤均君（関西大→王子）
がドラフト候補です。
★２０１６年６月６日時点での情報
京都の高校生で、今年の「ドラフト候補」と呼べる選手は、まだいません。
現時点では、何人かの選手が視察選手としてリストアップされている段階です。春季大会では、
視察された選手もいましたが、夏の大会まで様子見となったようです。
名前があがっているのは、
龍谷大平安
市岡奏馬投手 ストレート、スライダーのキレはよいが、球速を抑えた分、投手としての
スケール感がなくなった。身体能力が高く打者としても魅力。
橋本和樹内野手 一発長打のパンチ力は魅力だが、２年生の岡田君の方がスケール感は上か。
京都翔英
石原彪捕手 肩は抜群だけど、打撃が、、、。まともに勝負してもらえないから気の毒だが。
森元啓雄内野手 リストの使い方がうまく振りが鋭いが、高校からプロ入りにはやや小柄か。
塔 南
築山雄介投手 投手経験浅く、これからの選手。体に力があるので将来性は高そう。
西原大智投手 春の２次戦で投げず、見たいというスカウトが少なくなかった。夏に期待！
乙 訓
上野晃徳投手 秋、春と公式戦で投げず、多くのスカウトが最後の夏に視察予定。
福知山成美
森下リズム外野手 春は足首の負傷で戦線離脱。夏に万全の状態で出られれば視察あり。
現段階ではノーマークでも、最後の夏にドラフト候補として急成長する選手が現れることを期待して
います。
大学生では、龍谷大平安出身の久保田昌也君（国学院大）、井澤凌一朗君（東北福祉大）、
社会人では、塔南出身の森脇亮介投手（日本大→セガサミー）、
龍谷大平安出身の酒居知史君（大体大→大阪ガス）
それに、昨年指名漏れの福知山成美出身 近藤均君（関西大→王子）
がドラフト候補です。
★２０１５年１２月２日時点での情報
京都の高校生で、来年の「ドラフト候補」と呼べる選手は、まだいません。
でも、ドラフト候補としてリストアップされている選手はいます。この冬の厳しいトレーニングで、どこまで
伸びていけるか、ですね。
名前があがっているのは、
乙訓 上野晃徳投手 １８４㎝ ８１㎏ 右投右打
MAX１４０キロ越えの大型右腕で、２年夏、京都大会ベスト４の原動力となりました。新チームでも活躍が
期待されましたが、右ひじを手術。秋季大会は登板せず、来春に再起を期すことになりました。
中学時代は京都北シニアに所属。.
高校２年の春に乙訓高校へ赴任した市川監督と、元横浜ベイスターズの染谷賢作コーチの指導を
受けて急成長。スカウトの目に止まるようになった。ただ、右腕がしならず、負担のかかったひじを
痛めてしまった。このフォーム問題をどう克服できるかのか、市川監督と染谷コーチの手腕に注目ですね。
龍谷大平安 市岡奏馬投手 １７５㎝ ７３㎏ 左投左打
１年秋からベンチ入りし、そのシャープな打撃力で頭角を現しました。選抜大会初戦の浦和学院戦では
９番ライトでスタメン出場。野手として甲子園出場も果たしています（４打数１安打）。
中学時代は京都嵯峨野ボーイズ（ファイターズ）に所属。
２年秋から平安の「１」を担いました。MAX１４０キロの大型左腕と期待されましたが、細かなコントロールと
メンタルが、ドラフト候補としてはまだまだです。むしろ１７５㎝と小柄ながら長打力もある打撃の方で注目
されました。５０ｍ６．１秒と俊足で、現時点では、足を生かした野手の方で将来性を買われています。
福知山成美 森下リズム外野手 １８０㎝ ７０㎏
名前を見ると、オコエ瑠偉選手のようなハーフや外国籍をイメージしますが、純粋な日本人です。
中学時代は福知山ボーイズでプレーしていました。
最大の長所は、強肩、俊足で、投打にのびのびとプレーできることです。将来的にスケールの大きな
選手に育ちそうな印象をもちます。また、出塁するとゲームの流れを変えられるだけの雰囲気をもって
おり、このあたりはまさにオコエ瑠偉選手を彷彿させます。
実際、プロのスカウトに「１次戦から見てきて、どう、この子は？」と聞かれました。
ただし、走塁技術や野球勘では、とてもオコエ瑠偉選手に及ばないどころか、むしろ下手な方ですね。
相当な練習と研究が必要でしょう。来年春には、現在ののびやかさを失わず、走塁センスが格段に
アップしていることを期待したいです。
京都翔英 石原彪捕手 １７１㎝ ８６㎏
スポーツ新聞に「ドラフト候補」として取り上げられたことがありますので、ここに挙げておきます。
南山城ボーイズ時代にジャイアンツカップに出場。U１５日本代表の４番を務めたことで注目度が高い
のだと思います。確かに１年生の時には、２塁送球が２秒くらいの強肩と力強い打撃で楽しみな子だなと
思いました。
ただ、２年になって、むしろ粗さの方が目立っています。２塁送球は肘が下がってきているし、打撃も
緩急をつかわれるとかなりモロいです。スカウトとの間でもあまり話題にならなくなっています。
もちろん素材としてはいいものをもっており、この冬の精進しだいで再びドラフト候補となるかもしれません。
頑張ってください。
以上です。
現段階ではノーマークでも、来年の春や夏にドラフト候補として急成長する選手が現れることを期待して
います。
大学生では、龍谷大平安出身の久保田昌也君（国学院大）、井澤凌一朗君、
社会人では、塔南出身の森脇亮介投手（日本大→セガサミー）、
龍谷大平安出身の酒居知史君（大体大→大阪ガス）がドラフト候補となりそうです。
