春季大会を終えて、京都の高校生で「ドラフト指名が確実」とみられる選手は2名います。
京都国際の森下瑠大投手と、京都外大西の西村瑠伊斗選手です。
★京都国際 森下瑠大投手 179 72 左左 最速143 福知山ボーイズ出身
140キロ前後のストレートにスライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップと変化球も多彩。
左投手でありながらコントロールが安定している。これからカラダができていけば、ピッチャーとしての
スケールもさらに大きくなると期待されている。また、広角に打てる打撃センスも高く評価されている。
現在のところ3位以内の指名は確実とみられている。
ただ、新型コロナ感染後、まだ完全に回復しておらず、気がかりな部分もある。
★京都外大西 西村瑠伊斗投手・外野手 177 70 右投げ左打ち 最速147 京都ポニー出身
ピッチャーとしても最速147を誇るが、高く評価されているのは高校通算40発を越えるバッティング。
上羽監督が「教え子の中でも群を抜いている」と絶賛するように、タイミングの取り方、ミート力、
リストの強さなど強打者としての資質に恵まれる。2年の秋季大会では5試合で4HRを放った。
ただ、右投げ左打ちの外野手は、現在のプロ野球で人数が多く、球団によって評価は分かれる。
また、今年のドラフトは好選手が少ないといわれており、各球団が指名人数を絞った場合、
育成ドラフトで指名される可能性もある。
★福知山成美の谷口天誠投手は、この夏の大会でどう評価されるかでしょう。多くのスカウトから、この春、
どこまで成長しているかと注目されていましたが、アピールしきれませんでした。
夏にしっかりアピールしてもらいたいです。
★日星の坂根楓河投手も、夏の大会でどれだけアピールできるか、です。
春季大会の京都国際戦に先発して、5回まで2安打2三振で無失点に抑えて注目されました。
6回裏に2点、7回裏に4点を失いましたが、189pの長身から最速143キロのストレートとスライダー、
キレのよいスプリットで名前を売ることはできました。
素材としてはいいものを持っており、この夏、どんなピッチングを見せてくれるか楽しみです。
★最速147の東山・橋本翔太投手、投打二刀流の塔南・野原元気投手は、大学へ進学するようです。
【大学生のドラフト候補】
・杉浦有祐外野手 (南都ボーイズ⇒大谷⇒同志社大) 178、70 右投げ左打ち
今年の関西学生リーグで首位打者を獲得。投手陣のレベルが高い関西学生リーグで打率400は
立派。バットコントロールがよく、プロのスカウトからも注目されるようになった。
大学ジャパンの候補合宿にも選ばれており、ここでもアピールできれば知名度も上がってくるはず。
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