７月２５日 １３:００ 立命館宇治−龍谷大平安 ＠わかさスタジアム京都
投手陣は、立宇治の場合、福本君の連投しかないでしょう。そして、川部、西垣両君をいつでもスクランブル発進できるように準備をさせておく。
一方、平安は、「１」を背負う田村君でしょうか。普通に考えれば、田村君だと思いますが、準決勝のように後ろに残しておくということも考えられます。
準決勝で投げた太田君は隠し玉的存在だったので、連投でどの程度投げられるのかわかりませんが、共栄戦、東山戦で好投した坂口君も休養はとれているでしょう。このあたり、原田監督がどのような判断をされるのか。
打撃は、立宇治の場合、相手のミスにもつけこみながら、打線をつなげて加点するのが基本スタイルですね。ここに１番土肥君、４番古川君、５番小林君の長打がからめば、得点が重なっていきます。毎試合のように集中打によるビッグイニングも作っており、スタメン全員がまんべんなく打っているのも強みです。
一方、平安は、長打力と機動力がうまくミックスされ、つかみどころがないところが大きな特徴でしょう。しかも、ほとんどのバッターに長打力があり、日替わりで活躍して勢いがある。最大の見どころは、こういう打線に卯瀧監督がどう対応されて、それに対して、また原田監督がどう切り返していくのか、でしょうね。京都の名将対決は、想像するだけでワクワクしてきます。試合開始は１３時ですが、それまで自分の頭の中でたっぷりと楽しめますね。
原田平安は、過去決勝に進出すること４度で無敗。いわゆる「決勝不敗神話」を誇ります。それに対して、卯瀧立宇治は、２００８年の決勝で、植田、近藤ダブルエースの福知山成美に屈しています。ただ、あの年は、卯瀧監督がまだ監督に就任して２年目。今年のチームは、センバツにも出場した選手たちが残っています。
決勝戦は、まったくの互角。そう思いたいですね。そして、優勝戦にふさわしく、高いレベルの熱戦を期待したいです。優勝校が決まるのは、午後３時すぎでしょうかね。いや、午後４時を過ぎるのでしょうか。
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